今期2本目のDIYネット

シーズンオフ、それも間もなく解禁というタイミングで、その年にメインで使うランディングネットをドタバタと自作するのがここ何年間かのパターンです。

今期も、バンブー積層グリップのネットを完成にこぎつけたのは2月末のことでした。割と気に入っていて、今のところは雑な扱いをしないよう気を遣いながら釣りをしています。

ネットについては何の不自由も感じていないのですが、手元に材料があったことや、工具を新調したことを機に今期2本目を作り始めてしまい、つい先日、完成に至りました。じゃじゃ~ん。 続きを読む 今期2本目のDIYネット

少し大きく、少し賢く

618日の土曜日、家人のトレッキング企画の運転手を買って出て、またまた鹿留川へ行ってきました。本当は大菩薩嶺に行くことを勧めて、私は日川でロッドを振りたかったのでありますが、そうそう思い通りに事が運ぶものではありません。今回の参加メンバーは、これまでアウトドアとは縁遠かった人が中心とのことで、初心者向けで眺望も良い倉見山となったのでありました。

5時に家を出て、6時には都留ICに到着しました。山登りチーム4名様を起点となる長泉院に送り届けた後は、しばし私のフリータイム。以前に同様のパターンで来た時<1回目2回目>は御正体山がターゲットだったので半日以上は釣りができたのですが、今回はコースタイムの短い倉見山なので、せいぜい4時間といったところでしょうか。ともかく、いつものように鹿留林道の天岩橋の先まで移動して、釣り支度を急ぎます。 続きを読む 少し大きく、少し賢く

釣具没収必至の鶴川巡り

う~む、またか──。ここはいるでしょという場所にフライを流し、思惑通りに魚を掛けても、それが小物である感触がすぐに伝わってきます。それは611日に鶴川に出かけた時のこと。反応はあるのは嬉しいのですが、どれもこれも15cmに満たないヤマメばかり。活躍の場がなく、乾いたままのランディングネットが背中で揺れています。

水が温み、周りには水生昆虫が活発にうごめいる様子。魚にとってのエサは豊富に流れているに違いありません。そうした状況下、いくら食べてもすぐにお腹が減る若者は貪欲にエサを追い、酸いも甘いも十分に経験した大人は冷ややかに眺めているという人間模様、いや魚模様が展開されているのでしょうか。 続きを読む 釣具没収必至の鶴川巡り

今期の定番フライはEHC

家族の都合に合わせた個人的な釣りも含めると、今期はこれまで、3月の第二週を除いて、毎週末の土日どちらかは釣りに出かけていたのでありました。中にはドライブついでに数時間ってこともありましたが、5月までに13回というのは、なかなかのハイペース。

その一方で、平日は終電間際にやっと帰宅することがほとんどで、フライケースは常に品不足という状況に陥っております。でかける前日に必要最小限のものを慌ただしく用意するのが毎度のパターン。手早く巻けて、それなりの耐久性があり、汎用的に使えて、さらには魚の反応もまずまずってのが落ち着き所となります。 続きを読む 今期の定番フライはEHC

2週連続の鹿留川

家人が、仕事上のお客さんと御正体山に登った件を以前に書きました。その時の評判がよかったらしく、また別の方から声がかかって出かけることになったんだとか。そうですか、そうですか。ならば再び運転手を致しましょう。起点となる池ノ平まで送り届ければ、私は自由の身。登山チームが戻ってくるまでの半日は、鹿留川で釣りに興じることができちゃいます。

というわけで64日の土曜日、朝6時には川のほとりに立っておりました。つい一週間前も、この川で釣りをしていたんだよなぁ。空模様も水温もほぼ一緒。違いといえば、3時間ほどスタートが早いってことぐらいでしょうか。あと、腰を痛めちゃったので、思うようなスピードでは進めないかも!? どうせなら全く同じ区間を釣ってみようということで、駐車した地点からやや下って、天岩橋の脇から入渓しました。 続きを読む 2週連続の鹿留川

チビヤマメの猛攻@鹿留川

橋の上から川を覗き込むと、淵の岩陰に悠然と泳ぐ魚影が確認できます。何らかの餌が流下しているのか、底~表層近くを移動しながら捕食している様子。それも何匹もいて、中には25cmはありそうなのも含まれているじゃないですか。

──土曜日に鹿留川に釣りに出かけた時のこと。いつも一旦はクルマをとめてみる天岩橋からの光景です。見える魚が簡単に釣れないことは、これまでの経験から百も承知ではありますが、いると分かれば竿を出したくなるのが心情というものです。もっと先に進もうと考えていた計画を変更して路肩スペースに駐車。支度を整えてメンバー3人が思い思いの場所に散りました。 続きを読む チビヤマメの猛攻@鹿留川

郊外ドライブ+1時間限定の釣り

普段、子どもたちが乗っている方の小型車のバンパーにかなり目立つ擦り傷がついてしまい、知り合いの業者に修理に出すこととなりました。家人がクルマを持ち込んだ所、代車にと渡されたのが、何故だか左ハンドルのオープンツーシータースポーツ。7年落ちだけど調子よいから週末にでも乗り回しておいで、と言われたんだとか。

その進言通りに、土曜日に2人で出かけたのが上野原の秋山温泉です。往路は相模湖ICで下りて、山道をしばしドライブ。背中から心地よい水平対向エンジンの音が響きます。ちなみに私は終始助手席。オープンカーに乗るのなんて、遠い昔に友人のユーノスロードスターで遊んで以来のことで、とても新鮮です。あっという間に目的地に着いたけれど、もともとクルマ好きの家人はまだまだ運転を楽しみたそうな顔をしています。 続きを読む 郊外ドライブ+1時間限定の釣り

マイブームのがまかつフック

ドライフライを巻くフックとして、個人的に常用しているのがTMC100SP-BLTMC112Yです。たくさん巻いて慣れ親しんだというだけで、特にこだわりがあるわけではありません。でもって、今期になってマイブームが再燃しているのが、がまかつの「R17-3FT」。そう、あの「ナノスムースコート」が施されたフライフックです。

ちなみにナノスムースコートの説明には、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)複合表面処理加工ってあるんで、一般的に言えばテフロン加工ってことになるのかな? ともかく、摩擦係数が少なくてフッキング性能がよいとの触れ込みです。ショップに並ぶようになった2011年秋頃には飛び付いて使った記憶がありますが、割高であることや、表面ツルツルゆえのタイイングのしにくさが理由で、しばらく距離をおいておりました。 続きを読む マイブームのがまかつフック

新作ゲージ Ver2

ホームセンターに売っている塩ビ管で自作した今期用の釣果ゲージ。何回かは役立ったものの、過日の鶴川釣行で崖をよじのぼる羽目になった際に紛失してしまいました。エンドに取り付けた吊り下げ金具のナットが緩んで外れてしまったのが、直接の原因のようです。

サイズを手っ取り早く計測するのに重宝していたので、いざ無くなると不便さを感じます(釣れる多くは測る気も起きない小物ばかりだったりしますが)。そこで、もう1つ作り直すことにしました。材料一式は、前作のために用意したものが余っていて、わざわざ買いにいく必要はありません。 続きを読む 新作ゲージ Ver2

激渋だった日川の釣り上がり

514日に日川に行ってきましたGWが終わって間もないことも影響してか、天気が良いのに中央道の交通量は少なめ。渋滞にはまって時間をロスすることもなく、順調に現地に到着しました。

クルマを置かせてもらう民宿を拠点に、メンバーそれぞれが徒歩で好きな場所に散るというのがいつものパターン。しかし今回の午前の部は、これまで竿を出したことのない上流域の様子を探ってみようということになり、日川渓谷に沿う道をさらに奥まで進んでみました。しばらく行くと、路肩にちょうどよいスペースがあったので、そこにクルマを駐めて、いざ入渓です。 続きを読む 激渋だった日川の釣り上がり