Work-Fishing Balance

渓流に出かけたことや道具を買い求めたことばかりを書き綴っていると、脳内の99%以上が釣りに関わることで埋め尽くされている浮かれ人に思われがちですが、普段はまっとうな?社会人をしていて案件に追われる日々なのです。平日の頭ん中は意外にもお仕事一色だったりするんですよ。

先週は大きな締め切りを抱えて2日も徹夜する羽目となり、ついに体が悲鳴を上げました。土曜は39度を超えて寝込み、約束していた花見もキャンセル。日曜は快方に向かったものの気怠さが抜けずじまい。さすがに会社も気にかけてくれて、月曜の朝から昼過ぎまで断続的に詰まっている会議には出なくていいとのお達しがありました。丸一日休養せよと言ってくれてもよさそうなもんですが、まぁラッキーと受け取ろう。 続きを読む Work-Fishing Balance

マキシマリーダー

これまでリーダーといえば、TIEMCOVARIVASなどが出している、ナイロン製のごくごく一般的なものを使ってきました。近距離が主体のドライの釣り上がりにおいては、どれも大同小異だろうという思い込みが強く、そもそも他の選択肢について考えたこともなかったというのが正直なところです。ものによっては、OEM元をたどると一緒ということもありそうだし

それでも長さについては、7.5ft9ft12ft15ftあたりを色々と使ってみて、最近ではもっぱら9ftをストックしておくことが圧倒的に多いかな。私の場合、ライントラブルなんかを頻発させてしまうので、ほぼ毎回のように新しいリーダーに取り替えているのが実情です。 続きを読む マキシマリーダー

お出かけついでに竿を出す

先の土曜日は、前々から約束していた家人とのお出かけでした。彼女の目的は、友人知人との登山シーズン突入を前に軽く足慣らしをしたいというもの(靴を替えたこともあり)。本来ならトレッキングに付き合うべきところ、わがまま言って23時間だけ釣りをさせてもらう交渉が成立。毎度の都留方面へと向かったのでありました。

子供達が小さい頃に家族でよく訪れた鹿留オートキャンプ場に顔を出し、その後に倉見山周辺を散策すると妻。それではと、正午に長泉院の登山道入り口付近で落ち合うことにし、午前はそれぞれ別行動となりました。 続きを読む お出かけついでに竿を出す

サイズダウン

ドライフライによるブラインドでの釣り上がり、しかも小渓流ばかりという変わり映えのないスタイルなので、サイズに関しては通期でのメインは14番、夏以降は12番の比率も上がってくるというのが我がフライボックスの実情です。それで特段の問題は感じておりませんでした。

しかしながら、今年の解禁直後の釣りにおいては、何故だか吸い込みが悪く?一発で食わせられない場面が目立ちました。低活性下で、ただでさえもチャンスが少ないのに、そこで落ち度がある(さらには当然のごとく2度目がない)のはもどかしい限りです。 続きを読む サイズダウン

敗退と雪辱

3月18日の土曜日に鹿留川に行ってきました。単独釣行も含め昨シーズンは16回も足を運んだこの川。さすがに今年は年券を手にすることを決断し、まずは、お知り合いとなった漁協幹部の方の個人宅をお訪ねして手続きを済ませました。

前情報では、冬の名残でまだまだ水が冷たく、雪が少なかった影響で水位も低いため、毛バリ釣りは相当厳しいだろうとのこと。まあ今回は、去年からの渓相の変化や、新たにポイントとなりそうな場所のチェックという目的もあるので、ゆっくり川を歩ければいいかな、ぐらいの気持ちで臨みます。 続きを読む 敗退と雪辱

クリップルパターン

今シーズン、新たに先発ローテーションに組み入れてみようかなと思っているフライに、クリップルパターンがあります。通期の手堅いレギュラー陣としては、ごく普通のパラシュートやソラックス、エルクヘアカディスなどがあって、それに準じる位置づけで先日はコンパラダンを巻いてみました。そんでもって、クリップルダン?も一線に加えてみようかと。

元々は、羽化しようと(そして時にはうまくいかずに)半ば抜けかけたシャックを引きずったまま水面でもがくカゲロウの姿を模したパターンだったと記憶しています。ハッチが盛んな川を観察すると、首尾よくいかずに漂っている姿が結構あるんだとか。彼らにとってはまったくもって無防備な状態であり、その瞬間を見逃さずにお魚さん達は「いたたきまーす」と行動を起こすのでしょう。 続きを読む クリップルパターン

デスクライトを導入

昨日、いつもより早く21時ころに仕事が終わった(正確には、この日締め切りだったものが届かずにすることがなくなった)ので、ヨドバシカメラ新宿西口本店にダッシュしました。タイイング時に手元を照らすデスクライトを探しにいくためです。

以前、非球面レンズを使った大型ルーペの周囲にLEDライトをあしらった「エンフレン(EnfrenEF-200」という商品の存在を知った時、フライショップBLUE DUNのスタッフ氏が絶賛していたこともあって、そのうち手に入れようと考えていました。しかし、昨年末あたりに思い立って買おうとしたらディスコンになっていることが発覚し、思いは叶わずにいたのです。 続きを読む デスクライトを導入

ハズキルーペ

「楽しそうなのに苦しそうだね」──。竹中直人の笑いながら怒る人(古っ!)を思わせるような指摘を家人から受けました。自宅で喜々としてタイイングしている際、どうやら無意識のうちに「しかめっ面」になっているらしい。老眼が進んでバイスの先端あたりを凝視するのが辛いのは確かなんだけど、表情を歪めているとまでは思わなんだ。

そんな私を哀れんでか、家人が「ハズキルーペ」をプレゼントしてくれました。ひところ、石坂浩二氏を起用した広告が盛んだったし、通販番組などでもよく取り上げられていたので、目にしたことのある方も多いのではないかと推察します。 続きを読む ハズキルーペ

日川で乾杯&完敗

短めのグラスロッド、下ろしたてのラインを巻いたリール、度入りの偏光グラスどれもすこぶる快適なのですが、肝心のお魚さんがまったく相手をしてくれません。34日に日川にでかけた時のこと。天気には恵まれたものの、釣果には恵まれない展開が続きました。

水温は日中の陽当りのよい場所でも4度前後と、この渓の3月の流れは相変わらず冷たいっす。それでも、解禁ファースト釣行で過去に何度かドライフライで釣れたことが忘れられず、この日もドライに徹してしまうのでありました。主には14番のごくごく平凡なパラシュートやソラックスパターンです。 続きを読む 日川で乾杯&完敗

イタリア製の鼻メガネ

ティペットがアイに通らない──。進行する一方の老眼問題については、これまでもしばしば書いてきました。フライ交換が億劫→マッチしていないと感じながらも使い続ける→釣果に繋がらず場を荒らす、という展開を避けるためにも、拡大鏡/老眼鏡の類が欠かせません。

別エントリーの「あいを貫くのに必要なもの」「今期の便利グッズ~クリックリーダー」などで書いたように、これまで色々と試してきました。個人的にはFlipFocalがお気に入りで、いつも釣りの時に着用するキャップに付けっ放しにしています。ただし、その構造上、「ツバがある帽子」が前提になるので、寒いこの時期にニット帽を被りたいとなると使えないんですよね。 続きを読む イタリア製の鼻メガネ