フェルールの固着対策

過日の釣りの後、竹竿のフェルールを抜くのに難儀しました。なんだかんだ力尽くで対処したけど、同じことを何度も繰り返すと良くないんだろうなぁ。

ということで手入れしておこうっと。フェルールのオスを乾いた布で拭いてピカピカに。メスは綿棒を使って奥までキレイにします。思いの外、汚れてるもんですね。 続きを読む フェルールの固着対策

雪だるまフライを省みる

フライの浮力を高めるケミカルは数あれど、現場での使い勝手の良さでつい頼ってしまうのがスプレータイプのフロータントです。これまで最も多く使ってきたのがティムコのドライシェイクスプレーで、毎年20本近くは消費しているかな。

その機能性にまったく不満はないのですが、たまには違うのも手にしてみようかな、ということで今季はFluxの「KTY3 スプレーフロータント」や「KTY GEKIKONA(激粉) スプレーフロータント」を試しています。 続きを読む 雪だるまフライを省みる

度入り偏光グラスを作ってみた

水面のギラツキを抑えるのはもちろんのこと、何かの拍子にフライが目の周りに飛んできた時の保護という観点でも、欠かせないのが偏光グラス。近視&乱視でメガネを常用しており、コンタクトレンズなんぞ使ったことないので、どうしても欲しくなるのが度入りの偏光グラスなのです。

これまではと言えば、普段使いのメガネにクリップオンするものや、スポーツサングラスの内側に度入りレンズ用の別枠を備えたものなどを、あれこれ試してみました(詳しくはこちら)。ここ数年は、ゾフの「Zoff FISHNG」やクーレンズの「AVENTURA」 を着用することが多かったかな。 続きを読む 度入り偏光グラスを作ってみた

フロータントあれこれ

ドライフライでの釣りに欠かせないフロータント。かねてから愛用しているのが、シマザキドライシェイクスプレーです。なんだかんだいって、使い勝手と浮力性能のバランスがよいと感じているのが理由かな。ただし、いつもの癖で頻繁にシュ~ってやってると、新品でもその日のうちに使い切ってしまうこともざらで、コストパフォーマンスはすこぶる悪いっす。

使い慣れたものが現場で空っぽになってしまうと心許ないので、釣行時にはいつも新品を1本もっていくように心がけています。ところが、釣りの前日に慌ただしく買いに行った時に限って店頭在庫がなかったりするんですよね。今シーズンも何度もそんなことがあって、せかっくショップに来たのだからと、他のフロータントを買ってしまうのでした。 続きを読む フロータントあれこれ

初めてのラバーソール

ウェーディングシューズのフェルトソールが磨り減ってしまい、自分で張替えを試みた件については先のエントリーで紹介しました。丁寧に作業したつもりではありますが、なんせ初めてやったことなので、すぐに剥がれてしまうのではという一抹の不安も残しています。

釣行先で靴のトラブルがあると一日が台無しになってしまうので、しばらくはスペアをクルマに積んでおいた方が安心かも。確か、随分前に使っていた秀山荘オリジナル「ClimbZone」があったような…。納戸の奥から引きずりだしてみたら、こちらもソールがヘタっていて役立ちそうもありません。だめじゃこりゃ。 続きを読む 初めてのラバーソール

ハイテク繊維でできたフライカチーフ

ここのところ、CDCを使ったドライフライの登板頻度が高い傾向にあります。最初は高い浮力を発揮しますが、たまたま魚が釣れちゃったり、全く相手にされぬまま長時間使い続けたりしていると、水分を含んで浮きも見た目も悪くなっちゃうんですよね。

こんな時は、水っ気をできるだけ取り除いて元通りにするメンテ作業が必要です。カチーフなどでできるだけ水分を吸収し、乾燥用のケミカルをまぶして復活させるのが一般的なのかな? 続きを読む ハイテク繊維でできたフライカチーフ

チェストフライケースの自作〜準備編

シーズンオフのこの時期、特に予定のない休日なんぞは、何か釣り道具を自作しようとの気持ちが芽生えてきます。でもって、今回思い付いたのは、首からぶら下げて使うタイプのフライケース。

メーカー各社から、ラニヤードと小型フライケースを一体化した商品が出ていますよね。ティムコの「TMCフライピットラニヤード」とか、C&F Designの「ライトウェイト チェスト スタック」とか。これらに類するモノ(チェストフライケース?)を作ってみようという算段なのであります。 続きを読む チェストフライケースの自作〜準備編

寿命を迎えたウェーディングシューズ

そろそろ限界かなと思いつつ、だましだまし今シーズンを乗り切った愛用のウェーディングシューズ。さすがに来期に持ち越すのは無理と判断し、捨てる決断をしました。

Foxfireの「クイックジップIV」というモデル。2012年のシーズン初めに手に入れたので、まるまる3シーズンもってくれたことになります。そう考えると、よく頑張ってくれました。 続きを読む 寿命を迎えたウェーディングシューズ

リールばらばら事件

シーズン開幕が近づいてきたので、今のうちに道具のお手入れでもしておこうか─。と、真っ先に手にしたのがリール。いつも雑に扱っているTiemcoのORACLE VLAです。

砂を噛んだのが直接の原因か、いつからか動きがギクシャクしてたんですよね。スムーズに回るかと思えば、大事な時に限って微動だにしなくなったりと、気まぐれなんです。

ここはオーバーホールを敢行すべし。できる範囲でパーツを分解し、1つひとつをクリーニングして、必要箇所にグリスアップして組み直す。ま、そんなやっかいなことじゃあるまい、とお気楽気分で作業を始めたのでありました。

後から思えば、スプールを外して、シャフトの掃除と注油ぐらいに留めておけばよかったか。後先考えずに興味本位で分解していったら、何がどんな順番で組み合っていたか、すっかり分からない状態に陥ってしまったのです。アホか、おもちゃをバラす子供じゃあるまいし…。

あれこれ試行錯誤してみたけれど、結局は元に戻らずじまい。ま、幸いなことにパーツを紛失したようなことはなさそうなので、すべてをショップに持ち込めば、メーカー修理に出してもらえるかな。ここに至った経緯をスタッフさんに説明するのが、ちと恥ずかしいんだけどね…。

出足からつまずいて、先が思いやられる2014年なのでした。

なんの弾みか、リールのパーツがばらばらになってしまいました
なんの弾みか、リールのパーツがばらばらになってしまいました

ラインメンテナンスと床掃除

このところメインで使っているフライラインの表面が傷んできたのか、ガイドとの引っ掛かりを感じるようになってきました。メンディング(というほどできないけど)の時に水離れが悪くなってきた気もします。ちなみに、スープラ・ロングドリフトライン(LDL)の3番です。

ダブルテーパー仕様なので、これまで未使用だった一端を使うとするか…。ついでに、小砂利を噛んだのか動きにスムース感を欠いてきたリールも手入れすることにしよう。日原川に出かけた翌日に思い立って、メンテナンスを始めました。 続きを読む ラインメンテナンスと床掃除