弾込め開始

気がつくと1月も終盤。急に冷え込む日があったりしつつも、陽の光は春に向かって力を蓄え始めたかのように感じます。油断していると2月もあっという間に過ぎ去って、いざ解禁という時に、フライの弾不足で慌てふためくってことになりそう

ということでで、この土日は重い腰を上げてタイイングを始めました。何よりも優先しなければならないのは、通期で使える汎用的なドライフライの量産です。小渓流でのブラインドの釣り上がりが中心で、とりあえずの反応を伺うのに重宝するパラシュートやエルクヘアカディス、CDCソラックスあたりが私にとってのスタメン達。シーズンに突入した後、釣行の直前には、川や季節、時々のマイブームに合わせた変化球を巻きたくなるので、オフのこの時期は、平凡でありながらも手元に備えておきたいスタンダードフライを巻くことに集中です。 続きを読む 弾込め開始

バイスのバックプレート

目のピント調節機能が加齢と共に衰えてきて、タイイング時にはいろいろと苦労を強いられます。作業時のストレスを緩和するためには、まずはフック周りがスッキリと見えることが重要。バイスの向こう側に、無地の背景紙を置いておくだけで随分と見え方が違ってきます。

バイスのアクセサリーとして売られている専用品もありますが、これまでは身の周りにあったもので間に合わせていました。材料は、POP掲示用の自在クリップと、カメラの露出補正やホワイトバランス設定に使うグレーカードです。前者は、自由に形を変えられる棒状の構造体の両端に小型クリップが備わったもの。後者は、表がグレーで裏がホワイトの厚紙です(これは、たまたまあっただけで、未使用のハガキでも何でもよいかと)。 続きを読む バイスのバックプレート

バイスをアップグレード

「実はこれ、私も使っているんですけど、とてもいいですよ。お薦めです」──。ここはサンスイ池袋店。バイスコーナーで、前々から興味を持っていた「TMC バイスII 」を眺めていた際、いつもお世話になるスタッフ氏がそう話しかけてくれました。

これまで使っていたのは、同じくTMCの「ソリッドバイスHD」というモデル。毛鉤を自分で巻こうと多い立った時、とりあえずシンプルなエントリーモデルで始めようと手にして、そのままずるずる何年も使ってきたのです。この年末年始にかけてフライを巻き貯めておくにあたり、そろそろバイスを買い換えようかなと思ったのでありました。 続きを読む バイスをアップグレード