スプレーフロータント依存症

桜前線は東北地方を北上しており、間もなく津軽海峡を渡ることになりそうです。関東甲信越の山々はすでに若葉に覆われ始め生命感が漲る季節。待ちに待った、本格的なドライフライの好機到来といったところでしょうか。

とは言いながらも、何かと予定が入って丸々1日を釣りに費やせない昨今。お気に入りの山岳渓流に早朝から出向き、数時間をブラインドの叩き上がりに徹するってことが増えております。昼前に上がれば、午後の別件をこなすのもさほど難しくないですからね。 続きを読む スプレーフロータント依存症

雪だるまフライを省みる

フライの浮力を高めるケミカルは数あれど、現場での使い勝手の良さでつい頼ってしまうのがスプレータイプのフロータントです。これまで最も多く使ってきたのがティムコのドライシェイクスプレーで、毎年20本近くは消費しているかな。

その機能性にまったく不満はないのですが、たまには違うのも手にしてみようかな、ということで今季はFluxの「KTY3 スプレーフロータント」や「KTY GEKIKONA(激粉) スプレーフロータント」を試しています。 続きを読む 雪だるまフライを省みる

KTYのパッチボックス

一軍フライの前線基地、選手交代の際の一時退避場所、お手柄を上げた暁の休戦地…。多くの弾が詰まったフライケースと、ただ一つ選ばれてティペット先端に結ばれる勝負フライとの間を取り持つフライパッチは、様々な使われ方をします。

ムートンや化繊、ポリエチレンフォームなど各種素材のものがあり、むき出しタイプや、小型ケース風のものなどバリエーションは様々。そこに刺し留められているフライからは、その川の傾向や、釣り人の趣向/嗜好が垣間見えたりするのかもしれません。 続きを読む KTYのパッチボックス