寝ても覚めても

釣りに心奪われた人は、いつなんどきでも脳裏に川が流れ、過去の釣果や、まだ見ぬ大物に思いを馳せているのだとか。かくいうワタクシも、渓流の風景画像や釣り道具を眺めているだけで、かなり幸せな気分に浸れるタチであります。

多忙な平日は、せめて寝る前のひとときだけでも釣りのことを考えて心を和ませたい。ってな理由で、数年前に寝室の壁にしつらえたのが5点限定のミニギャラリーです。 続きを読む 寝ても覚めても

ハチフライ、アリフライ

お暑うございます。気がつけば8月に突入してしまって、今年の渓流シーズンもあと2カ月ってとこですね。

この時期、いつも向かう川でのドライフライの釣り上がりでは、メイフライを模したパラシュートやソラックスへの反応がやや鈍くなってくるようです。特に、イワナ中心の小沢ではその傾向が強いような。 続きを読む ハチフライ、アリフライ

初夏の日川、ドライでの釣果

ここは日川の中流域。民宿脇の流れの下手にちょっとしたトロ場があって、過去に何度かよい思いをした? ことがあるポイントです。ここらで釣れてくれないかな…。ここんとこ不調続きだし、前々日に新調したロッドがゲンのよい1本になってほしいとの思いも交錯します。

焦っちゃいかんと自分に言い聞かせながら、右岸に横たわる大岩に身を寄せて流れを観察してみます。時には表層近くでエサを追うアマゴが見えることもあるのですが、残念ながら今日はその姿が確認できません。 続きを読む 初夏の日川、ドライでの釣果

Ready, Zip, Dip!

いざ、シャキーンと広げてランディング!──ってな超訳が正しいかどうかはさておき、今回のネタは「インスタネット(INSTA-NET)。

暑い季節は、涼しくて身軽な装備で川に立ちたくなるもの。で、「フライベストなし」を前提にすると、ふと困るのがいつも背にぶら下げているランディングネットをどうするかということ。 続きを読む Ready, Zip, Dip!

渓のバリスタへの道

瀬音を聞きながらランチを平らげた後、あるいは1日の釣りを終えて一息ついた時。そんなタイミングで飲む淹れたてコーヒーは、さぞかし美味しいに違いありません。とりあえず、いつでも好きな時に飲める準備だけはしときましょうか。

何はともあれ、熱湯を用意しなければ始まりません。水を手っ取り早く沸かすとなれば、やはりJETBOILの出番かな。手元にあるのは、年季ものの初代モデルでありますが、今なお、ものの数分で湯気が上がる頼れるグッズです。 続きを読む 渓のバリスタへの道

ハイプレッシャーな早戸川

先日の日曜日、早戸川に釣りに行ってきました。この日は、いかにも夏到来というお天気で、日中は肌がジリジリ感じるほどの日差しとなりました。

リヴァスポット早戸で一般河川の遊漁券を購入し、その脇を通る林道をしばし上流へ走らせます。道路整備が滞っているのか、崖からの落石が道に散在しているし、左右から木々の枝も張り出してボディを幾度となくこすります。 続きを読む ハイプレッシャーな早戸川

期待は失望のはじまり〜料理編

各自、ワンバーナーを持参。“コンビニで調達できるもの”を条件に味を競うべし」──これが、先日でかけた日原川釣行におけるランチメニューのレギュレーションでありました。

個人的には、「鍋焼きうどん」にしようとの構想。温めるだけと極めて手軽だし(Jetboilに五徳という簡単装備でOK)、味も侮れないですからね。最後に塩むすびを入れて雑炊ってのもいいかも。“季節感を考えろ”、“少しは調理しろよ”とメンバーに言われそうですが、まぁいいじゃないか。好きなんだもん。 続きを読む 期待は失望のはじまり〜料理編

ラインメンテナンスと床掃除

このところメインで使っているフライラインの表面が傷んできたのか、ガイドとの引っ掛かりを感じるようになってきました。メンディング(というほどできないけど)の時に水離れが悪くなってきた気もします。ちなみに、スープラ・ロングドリフトライン(LDL)の3番です。

ダブルテーパー仕様なので、これまで未使用だった一端を使うとするか…。ついでに、小砂利を噛んだのか動きにスムース感を欠いてきたリールも手入れすることにしよう。日原川に出かけた翌日に思い立って、メンテナンスを始めました。 続きを読む ラインメンテナンスと床掃除

独りオデコの日原川

近郊の奥多摩に釣りに行って来ました。個人的には約1カ月ぶりです。自ずとテンションが上がってしまうのですが、期待とは裏腹に、まったく手応えが得られない1日になってしまいました。

午前は日原川の中下流域。街道沿いのバス停付近からアクセスできるエリアです。思っていたより水量があって、水面の流れも結構速い…。岩盤沿いや巻き返しなど、比較的流速のない場所を狙ってドライフライを落としてみるのですが、まったく反応がありません。 続きを読む 独りオデコの日原川

足取り軽くニューCrocs

釣りの行き帰りに何を履くか─。私の場合は何だかんだCrocsに落ち着いちゃいます。着脱が楽だし、濡れへの抵抗もないですからね。ほかには軽量感、通気性、フィット感、グリップ力、防臭性なんかも見逃せません。

1日が終わって、ウェーダーとウェーディングシューズを脱ぎ、Crocsに履き替える。それまでの蒸れから解放されて、足元に夕方のスーっとした空気が抜けた時の爽快感は何とも言えません。 続きを読む 足取り軽くニューCrocs