バーブレスの功罪

早いものでシーズン終了から3ヶ月が過ぎましたが、皆さま釣りの虫が疼いておりませんか?

実は今シーズンはずっとバーブレスの針を使ってみていました。バーブレス、つまりいわゆる“返し”の無い針です。
元々はドングリ隊長が「服とかネットとかに引っ掛かってもすぐに取れるから便利だよ」と教えてくれたモノでした。隊長はよくそれらに引っ掛けているようなので、説得力も抜群です。釣れた時に予期しない所で魚から外れないかがイマイチ不安でしたが、特に針を呑まれた時には取り易くて良いかもしれないと思い、使ってみることにしたのです。実際呑まれ率はメンバーで一番高いですし、呑まれた針を外す時のお魚さんの痛そうな様子には以前からそれはそれは大層心を痛めていたのです。 続きを読む バーブレスの功罪

【レシピ】トマトラーメン

「各自ワンバーナーで“コンビニで調達した素材”だけで料理する」コンペ出品作品。でもまぁ相手が「そこまでして調理したことにしたいのか!」という作品だったので、若干の物足りなさはある訳ですが。
とはいえこちらもただのインスタントラーメン。材料も少なく調理も簡単なものです。しかし、ただ普通にインスタントラーメンを作るよりは数倍の充実感があります。
そもそも「トマトラーメン」というものに対しては些か懐疑的だったのですが、食べてみるとその懸念も吹っ飛びました。美味い。トマト味とチーズのマッチングが絶妙。イタリアン。 続きを読む 【レシピ】トマトラーメン

いろいろと罠があった電車釣行。

ちょっと重症だった精神的スランプを克服し、向かったのは秋川です。
生憎この日は他のメンバーの都合が合わず、参加者は私とヒレピン子だけ。しかし、そうとなれば電車で秋川ですよ。電車とバスでの釣行はちょっとした遠足気分。いつもの釣行には無いワクワクがあるのです。大好き。

最初は天気も良くて、良い釣り日和だったんですが。
最初は天気も良くて、良い釣り日和だったんですが。

しかしこの日は各種の罠が待ち受けておりました。 続きを読む いろいろと罠があった電車釣行。

美しい竹、和竿。

仕事帰りに新宿駅西口イベント広場の横を通りました。
そこでは大抵何か物販的なイベントをやっておりまして、今日もご多分に漏れず服やら鞄やら靴やらの店がたくさん軒を並べていたのです。その手のイベントはたまに掘り出し物的なものに出会えたりもするので、全く以て嫌いではありません。急ぐ用事もなかったので足が向きました。
どうやら今週は「匠の会職人市」というイベントだったようで、その手の店がたくさん並んでいました。当てがあった訳でもないので、それらの店の間をぶらぶらと歩いていると、ふと目に止まったのが立て掛けられて並んでいた竹の棒たちです。「こ、これはまさか!?」と思い、近付いてよくよく見てみれば、それは紛う事無き日本の伝統工芸、和竿だったのでありました。こんな所で和竿にお目にかかるとは続きを読む 美しい竹、和竿。

筆が進まぬその訳は。

何ともはや、前回釣行に行ったのは6月1日の日川
それから既に2週間もの日々が過ぎますが、普段であればブログにその釣行のことを書かなきゃなぁとも思うのですが、今回は何故かその気にならず。なんだかモヤモヤとしつつ蒸し暑い日々を過ごしてまいりました。 続きを読む 筆が進まぬその訳は。

【テンカラ始めました 1】 届かない毛針のナゾ。

テンカラ始めました。

エサ釣りに飽きた訳では決してないのですが、今年からテンカラもやってみることにしましたよ。強いて理由を上げるとするならば、毛バリ派のドングリ隊長・ブッダに加え、ヒレピン子もテンカラを始めると言い出したからです。まぁ、理由なんかどうでも良いのですが。
という訳で、テンカラ初心者の登場です。よろしく。

初めてのテンカラは去年の小菅の釣り大会。この時に、ブッダに基本を丁寧に教えてもらいました。管理釣り場だったおかげで1尾釣ることができました。ありがとうブッダ
その後今年に入って、鹿留や丹波川、鶴川などでも少しずつやってみております。
高くはないですが自前の竿もちゃっかり用意したので(←結構本気)、さすがに最近はちょっと考えながら振っていましたよ。 続きを読む 【テンカラ始めました 1】 届かない毛針のナゾ。

ちょうちんによる愉しみ。

2回目となった大沢。鹿留川が残念ながら不調となった今、都留市付近では有力な釣り場として台頭の予感。前回ここでイワナが釣れたこともあり、ちょっと(かなり)気に入っています。
渓相的には全体的に狭い感じが漂い、それ程良い景色とは言えないのですが、大きな岩が結構あるので、身を隠しながら釣るのに向いています。流れは細く高低差もあり、木も多めなので、ここはちょうちん釣りの出番です。

おかげさまで、ちょうちん釣りにもだいぶ慣れてきました。仕掛けは短いとはいえ、深いところに垂らしたりもするので大体1.2〜1.5m。全体が短いので、天井糸は使いません。
当初心配していたアタリへの合わせも、通常仕掛けの時と全く変わらず。クン、と来たらクっとやります。
もう一つの心配事だった取り込みも、最近では落ち着いて竿をたためるようになりました。とはいえ、それが本当に正しい取り込みなのかは今ひとつ自信がありません。実はこの日、竿をたたんで取り込む最中に、懸念事項の一つ「取り込み中の魚の落下」を味わってしまいました。幸い魚は岩の隙間に落ちたので無事に取り込むことができたのですが、取り込み方にはまだまだ研究の余地がありそうです。

岩影に隠れるようにしながら、目の前の落ち込みに短い糸をチョンと垂らします。普通の仕掛けと違って長い距離は流せませんが、大沢は小さな落ち込みの連続のような川なので、全く問題ありません。それに、ちょうちん釣りはまさに「ここだ!」というポイントを狙うので、釣れた時の喜びもひとしおなのです。
この日は隠れたのが良かったのか、まぁまぁの釣果(20cm前後を3尾)を得ることができました。イワナが多いとされるこの川で全部ヤマメだったのが激しく気になりますが、何であれビチビチくん以外の魚が釣れるのは嬉しいことです。

 

(ビチビチくんではない)ヤマメ。
(ビチビチくんではない)ヤマメが釣れました。

何かの呪いかあるいは仏罰なのか。

前回の釣行では、それはもう何かに取り憑かれていたんではないかというくらい、みんなに不幸な出来事が重なっていました。せっかくなので、今日はその無様な様を列挙しておきたいと思います。

 

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もうね、どうしていいか判らない。

目の前で垂らした糸が、つつつ〜っと動く訳ですよ。そりゃもう完全にアタリなんですが、そこからどうしていいのか判らないのです。小さく引いても大きく引いても掛からない。勢いをつけて引っこ抜いてもダメ。でも放っておけば糸はずっと動き続けるのです。つつつ〜っと。しかも何度も何度も。何度も何度も。ずーっと

間違いなくこいつは7、8cmのビチビチくんです。主にヤマメですが、釣り上げた時の糸の先で暴れる様が大きな魚体よりも早くて激しいので、その動きから「ビチビチくん」と呼んでいます。 続きを読む もうね、どうしていいか判らない。