なぜ釣れないんだろうと悩むよりも、釣れた理由に思いを巡らせる方が、前向きだし納得もいくというもの。
- 気配を消しながら慎重にアプローチした
- ラインで水面を叩くようなミスがなかった
- 思い通りの流れをトレースできた
- ドラグを最小限に抑えられた
- アワセのタイミングがよかった
- フライを見失しなうことがなかった
- フライの浮き(沈み)加減が絶妙だった
- フライの色や大きさが魚の関心とマッチした
- 魚の活性が高い時間帯だった
- そもそも場荒れしていなかった
なぜ釣れないんだろうと悩むよりも、釣れた理由に思いを巡らせる方が、前向きだし納得もいくというもの。
仕事がピークに達したり、毎年の梅雨時期に決まって体調を崩すことが重なったりして、このところエントリーが滞ってしまいました。何とか、平常時のサイクルに戻りつつある今日この頃です。
そんなコンディションの中でも、5/21(日原川など)、6/12(丹波川下流域)と寸暇を惜しんで?渓流釣りにいそしんで参りました。
結果はというと…。フライ初心者の様々な壁にぶち当たっているのでありました。まずは何よりも、キャスティングが一定しないのです。 続きを読む 厚い壁
最近なんだか同じ川しか行ってないよねー。
ということで新規開拓をすることになったこの日は、
意外と近い奥多摩、日原へ向かいました。
日原といえば鍾乳洞で有名ですが、TOKYOトラウトカントリーなんかもあり、
釣り場としてもそこそこ有名(らしい)。
どんな川が見られるのだろうと、期待に胸が膨らみます。
続きを読む 新しい冒険。
まいった。
釣れない。ピクリとも来ない。
鹿留は優しい川のはずなのに。
さっき魚を見たはずなのに。そこに流してるはずなのに。
いるんでしょ?いないの?
そういえばつい最近もこんな思いしてたよなぁ。
その時は「坊主にならない!」一心で釣ってたけど、
さすがに毎回だと辛いよなぁ。
でも坊主は嫌だしなぁ。
頑張るしか無いよなぁ。
オモリでも変えてみるか。
ここぞというポイントで反応がない。出てきても直前でフライを見切られる。そして個人的に一番ありがちなのが枝に引っかけてロストする…。理由は何であれ、フライを結び直す機会は思いのほか多いのであります。
この作業、慣れた方々はどんなノットで、どんだけ短時間でこなしているのでしょう? あらためて意識するまでもなくパパッと感覚的にできちゃうんですかね。
これまでの私はダンカンループ(ユニノット?)が中心。比較的シンプルな結び方ではありますが、 続きを読む フライの結び方「スピードクリンチ」
間が空いてしまったけど、先日、鹿留川に出かけたときの雑感を。
ジーザスがエントリーしていたように、今年の鹿留川の魚たちはずいぶんとスレッカラシになっているような…。橋にしばし佇んで眼下の流れに目をやると、確かに魚影はあるのですよ。8寸くらいのヤマメが、落ち込みの白泡が消えかかるあたりにふっと浮いてきて流下してきたエサをしきりに食っている。時には大胆なライズも。で、人影が動くような気配を感じると、すぐに岩陰に身を隠して、その後しばらく出てこない。こりゃ、相当に神経質になっている模様。 続きを読む 手厳しい鹿留教官
今年初の鹿留川は、ダメダメでした。
もう何もかも。
ダメダメは前日から既に始まっていました。
いつも上州屋で買っているお気に入りのイクラが、行ってみたらなんと売り切れ。
いつものイクラを使えないという精神的ハンデを負った上に、釣り人の多さも容易に想像出来るという。
他の上州屋に行ってみることも考えましたが、そっちにも無かったりしたら二度と立ち直れないので、結局イクラはFISH・ON!鹿留で購入することになったのでした。
続きを読む 鹿留川でのダメな一日。
丹波川釣行の書き込みが続いたところで、この水系とのそもそもの出会いを思い起こしてみました。
それは2009年の春のことです。渓流の解禁後、我々は日川、鹿留川、そして再び日川と、順調に釣行を重ねておりました。そろそろ行き先にマンネリ感を抱いていたこともあり、たまには本流っぽい所にも行ってみない?なんて話が誰ともなく持ち上がったのです。いつものことながら酒場に集まり、ガイドブック片手にあれこれ検討する中、案として浮上したのが桂川。尺オーバーの釣果報告が釣り雑誌にたびたび載っていて、何とも魅惑的だったのですよ。もし先行者がたくさんいるようであれば、鹿留川まで足を伸ばすという逃げ道もあるということで。
そして2009年4月4日(土)がやってきました。
焦れる。
焦れる。
焦れる。
「ここにはいるだろ」って場所に、何度も何度も流す。
オモリも変えてみる。
イクラを増やしたりもしてみる。
でもアタリすら無い。
焦れる。
でも我慢する。
続きを読む 4月16日。我慢の日。
4月16日の丹波川は全然優しくありませんでした。
いや、厳しかったのです。星一徹のように。
風こそ強かったものの、天気も良くて気持ちの良い日だったのに。
「ここにはいるはずだ」「ここにいなきゃおかしいでしょ」みたいなところで散々粘ったのに、全くアタリ無し。
もう一回言います。全くアタリ無し。
結局午前は魚を見ること無く終了しました。
「魚いねんじゃねぇの?」
と疑ったものの、隊長とヒレピン子は釣っていたので、そんなことはなかったのでしょう。
絶望。
天気の良い日の絶望ほど悲しいことはありません。
実は予兆はあったのです。
続きを読む 不調の予兆。