今年初の鹿留川は、ダメダメでした。
もう何もかも。
ダメダメは前日から既に始まっていました。
いつも上州屋で買っているお気に入りのイクラが、行ってみたらなんと売り切れ。
いつものイクラを使えないという精神的ハンデを負った上に、釣り人の多さも容易に想像出来るという。
他の上州屋に行ってみることも考えましたが、そっちにも無かったりしたら二度と立ち直れないので、結局イクラはFISH・ON!鹿留で購入することになったのでした。
鹿留川は我々の間ではとても良い川という評価で一致しています。
都会から適度に遠い距離。景観は良いし、川のサイズも丁度お手頃。
そしてかなり広範囲にわたって、良さそうなポイントが沢山あります。
おまけに、昼食の為のスペースも豊富です。
私が初めて釣りに連れてきてもらって、運良く最初のお魚をゲットしたのが鹿留川でした。
その時以来「釣り人に優しい川」として不動の地位を得ている鹿留川ですが、その優しさ故に多くの釣り人に愛され、結果魚達はスレてしまっている時もあるのです。
GW始まって間もない4月30日。天気も良くて、おまけにイクラの一件。
嫌な予感はしていましたが案の定、お魚さん達はスレにスレていました。他の釣り人に会うことこそありませんでしたが、みんな相当いぢめられたのでしょう。
散々流してやっとアタリが来た!と思っても、そこで合わせ損ねるとその辺りではもはや二度とピクリとも来ないという徹底ぶり。しかも時々その姿が見えるだけに、悔しさもひとしおです。
他にも車中用に作ったCDの選曲がイマイチだったり、午前中だけで仕掛けを使い果たしたりとなんともはやな日でしたが、しかしなんといっても、前日に釣りの用意もせず夜更かししてしまったのが一番ダメ。
まだゲートが閉まっている鹿留川は、歩いて登るしかありません。
車に戻って昼食、というのも面倒なので、この日はワンバーナーでランチを作ることにしていたのですが、まぁ見事にコッヘルを忘れてしまいました。そのくせ皿はちゃっかり入っているという。いかにも「オレは食うから作ってね」的な。皆様スミマセンでした。
まぁ、この時期にありがちな「ダメな一日」でした。
いや、楽しかったですけどね。
いつもは必ず何かしらやらかす隊長が、この日は何も(本当に何も)しでかさなかったのが印象的。