今年初めての釣り 2011。

そろそろ今年最初の釣りについて書いておこうね。

2010年からの長かった冬休みもようやく明けて、待ちに待ったシーズン開幕。
この日、3月5日はドングリ隊長の運転する車で中央高速を一路山梨方面へ。高速に乗ると、途端に目の前にはくっきりと富士山が。綺麗な山が綺麗に見えました。「こりゃ良いことありそうだ。」高まる期待に胸は膨らみます。
しかし、3月の初旬といえばまだまだ寒いのです。ましてや我々が目指す山梨・日川の渓流は山の上。そこはどれだけ寒いことか、想像するのも恐ろしい。寒いのが苦手なので、ちょっと不安です。

思い起こせば、昨年も1発目は雪の残る日川でした。あの時も大層寒かった。あまりの寒さにくしゃみと鼻水が止まらなくなり、コンビニ袋で腰にティッシュの箱をぶら下げて釣りをする羽目になった挙げ句、ティッシュを一箱使い切った懐かしい思い出が。

そしてやっぱり案の定、日川は寒かった。
雪が残っているだけならまだしも、水が流れているにもかかわらず川の端っこには氷が張っているじゃありませんか。日差しこそ雲一つない晴天のおかげで燦々と降り注いでいたものの、所詮渓流。川に降りればそこかしこ日陰だらけ。こんな水温の低そうな川で魚が活動しているであろうはずが無いことは想像に難くなく。この時点で釣果をほぼ諦めかけたものの、しかし「ここで釣ってこそ!」と新たな意欲も沸いてきます。

なるべく日なたを探して釣るようにしていたものの、午前中は特にいろんな物が凍りました。
ラインには水滴が凍り付いたと思しき氷の粒がポツポツと並び、ラインに付けていた目印糸も凍って硬くなり、エサのイクラが流している間に白くなったのかと思ったらいつの間にか氷の固まりになっていたり、川を渡っている間にでも濡れたのか腰に付けていたタモのネットも変な形で固まったり、ウェーディングシューズの靴ひもも凍り付いてほどけなくなったり。極めつけは、釣れた魚を入れて川の流れにつけておいたネットが、引き上げてみるとそのままの形で凍りついてました。
滅多に見られない物にたくさんお目にかかれましたよ。

結局一匹しか釣れませんでしたが、いろんな意味で今回も楽しい釣りでした。お昼ご飯が温かい汁物で本当に良かったです。
それでも体感的にそれほど寒くなかったのは、ヒートテック最強。ということで。

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