落ち着いてPCに向かう時間が取れぬまま、しばし時間が流れてしまいました。何かと忙しかったのでありますが、それでも仕事の合間をぬって2回連続で鶴川へ。8月24日は林道腰掛線の周辺、9月8日はそれより下流域で楽しんできました。
いずれもドライフライに徹しての釣りです。幾匹かは釣れてくれたものの、全般的には芳しくありません。型は20cmに届かないものばかりだし、9時半くらいを境にフライへの反応が急に鈍くなってしまうのです。その後に粘っても、時折フライにアタックしてくるのは、それを一気に吸い込めないキーホールダーサイズのチビヤマメばかり…。
例えば東北地方などの人気河川より魚影が薄いことはあるにせよ、ある程度の大きさまで育つヤマメはここにもいるはずなのですよ(絶対数は少ないかもしれないけれど)。もっとも、成長するということは賢さも増しているということで、それを欺いてまでフライで仕留めるには相応のスキルがなきゃダメってことなわけです。
ポイントの見極め、そこへのアプローチ、キャスティング…。そんなこんな力量の合計点と、その人が釣り得る最大サイズって、きっと比例するに違いありません。自分の今に照らせば、せいぜい20cm弱が相手をしてくれる平均値ってとこか。
そして何よりも、ドライで釣るとなれば、川ごとの生態系とか季節による変動とかをよく知って、水面への活性が高まる時間帯を狙うのが基本なんでしょうね。一般的には早朝ということがよく言わていることからすれば、早くて8時半スタートという今の釣行パターンをまず変えるべきかも!?
ってなことを考えているうちに早くも9月中旬。一般河川で釣りをするチャンスは、せいぜいあと2回ってとこかな。プレッシャーの高いエリアで逞しく居残っている魚たちは、学習を重ねて狡猾になっていることでしょう。今シーズ中に拝顔することができるかどうか…。ともかく頑張ろうっと。