寿命を迎えたウェーディングシューズ

そろそろ限界かなと思いつつ、だましだまし今シーズンを乗り切った愛用のウェーディングシューズ。さすがに来期に持ち越すのは無理と判断し、捨てる決断をしました。

Foxfireの「クイックジップIV」というモデル。2012年のシーズン初めに手に入れたので、まるまる3シーズンもってくれたことになります。そう考えると、よく頑張ってくれました。

購入時、ちょっとしたアクシデントがあった分だけ、愛着が湧いたんですよね。でも、つま先/かかと部のラバーがひび割れて内部も裂けたり、靴紐をかけるフックがとれたり、フェルトが限界まで擦り減ったり…。これ以上の酷使は、自分の怪我につながっちゃそうです。

今にして思えば、もう少し丁寧に手入れしとけばよかったかも。毎度、釣りから帰った後は庭の散水ホースで泥を落とし、そのまま屋外で自然乾燥。この時、直射日光が当たる場所に放置することが多かったんですよね。それがラバーの劣化を早めてしまった気がします。今度からは気をつけよう。

このモデルの最大の売りであるクイックジップ(=シューズ内側のジッパー開閉で素早く脱ぎ履きする機構)は、横着者の私には使いやすいものでした。ジッパーの動きが鈍くなって仕様や品質を疑ったこともありますが、これは当方のメンテナンスの問題。製品サイトの注意書きにある、潤滑剤の塗布や形を整えての保管を心がけると、以降はトラブル皆無でありました。

さて、次は何にしようか。改良を重ねて5世代目となった「クイックジップ5」はもちろんあり。ただ、山岳渓流での釣り上がりが多いという実情に照らせば、もう少し軽くて細身なタイプも魅力的に映ります。各種のラバーソールも気になりますが、ヌルコケでのグリップ力が心許ないしなぁ。

──とまぁ、あれこれ悩んでいるうちが楽しいんですよね。とりあずは沢登り用途の代替品で間に合わせることもできるので、しばし各社のカタログサイトや、一般のレビュー記事などに目を通して情報収集に努めることにします。

3シーズンの酷使でボロボロになったクイックジップIV
3シーズンの酷使でボロボロになったクイックジップIV

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