仕事の忙しさにかまけて、ブログを更新しない日が長らく続いておりました。いかんいかん。シーズン2015が始まってもなお、平日はぎっしりと予定が詰まってなかなか時間を捻出できないのですが、なるべく間を明けずに更新していかなければ…。
さてさて、今期初釣行は日川でありました。本来は3月1日に出かけたかったのですが、天候が雨を告げていたので一週間遅れてのスタートです。勝沼ICまでの中央道はスイスイと進み、現地到着は8時すぎ。クルマを停めたりランチ道具を広げたり、毎度のことながら何かとお世話になっている方にご挨拶を済ませ、竿を出し始めたのは8時半すぎだったでしょうか。
想像以上に寒くなかったのが当日の第一印象です。いつもシーズン始めに日川を訪れると、ガイドやリーダーが凍りつくなんてことは茶飯事。折からの風にブルブルと体を震わせているのがパターンですが、この日はそんなこともなく、ちょっとした厚着で十分なのでした。
水温を計ってみると4度前後。冷たいっちゃ冷たいものの、魚が淵底でじっと動かないってなこともなさそうです。というのも、あれはニンフのルースニングで釣り始めた、ほんの数投目のことだったかな。蛍光ピンクのインジケーターを追ってくるチビちゃんの姿を確認することができたのです。
お、魚は一応いるし、ある程度の活性もあるのかな!? キャストのしやすさ重視でドライフライに結び替えてみることにしました。ちょっとしたポイントを拾うように探ってみますが…そう簡単には釣らせてもらえません。時折、姿は見える。でも積極果敢にフライを追うことはない。そんな状況が続きます。
ドライは一旦休止。フライボックスに少しだけ用意していたオレンジ&パートリッジで、水面直下からせいぜい深さ20cmぐらいの上層部を狙ってみよっと。しばし進んだ先に太めのストレートな流れがあり、その水勢が衰え始める辺りを狙っていると、水中でギラっとしたのが分かりました。アワせてみると手応えあり。今期、初めてネットに収まったのは22cmのアマゴでした。
同じくフライで釣っていた友人はドライに徹し、アダムスパラシュートなどで似たサイズの釣果を重ねたそうです。その後の私はといえば…ちょいちょい反応があるものの、フライにじゃれついてくるのは手のひらサイズばかりという状況でありました(アワセと同時に後方に飛ばしてしまうことも)。
ランチを挟んだ午後の部は14時スタート。水温はさらに温んだような気がします。しかし、うってかわってフライへの反応は皆無。エサ(イクラ)釣り派の2人は好調を維持した様子の一方、毛鉤派は沈黙モードに突入したまま最後までペースを取り戻すことができませんでした。小さなカゲロウなど、水生昆虫はそこそこ見られたんですけどね…なかなか思うようにはいきません。
まぁ、ボウズではなかったことだし、よしとしますか。目下のフライボックスの中は、極端に重いニンフか、ドライフライかという状態。その中間に位置するものをもっと持っておくべきかなと感じた1日でした。