毛鉤を巻き貯めたり、釣行時の写真を整理したり、ランディングネットを作ったり…。シーズンオフの間にやりたいことは多々あるものの、年明け早々に仕事が立て込んでしまって思うように時間を確保することができません。
それでも昨日(11日)は娘が成人式を迎えるとあって、前々から美容室やら会場やらへの送迎を頼まれており、例え仕事が詰まっても休日出勤しないことを宣言していたのでした。
私のミッションといえば、指示された時間に、せいぜい自宅から10分とかからない場所までの運転手をするだけ。それも4回ほどなので、その間は私の自由時間なのであります。さて、どうしましょ。酒を飲むわけにもいかず、ここは、手軽にできそうなツールスタンドを作ってみることにしました。
「TROUT FESTA」に出かけた際、T-Craftさんのブース(テント)で、おあつらえ向きのニレ瘤を調達したおいたので、これに簡単な加工を施すだけです。まずは上面と底面のデコボコをなくすことからスタート。ここでは卓上ベルトサンダーをかけた後、サンドペーパーで仕上げました。
続いては、各種のツールを立てておくための穴あけです。ハサミやボドキン、ウィップフィニッシャーなど、手持ちのツールの先端部のサイズをノギスで測ったところ、3mm、5mm、6mm、8mmぐらいのバリエーションがあれば良さそうです。特大サイズでいえば、ヘアスタッカーを収める25mmの穴があればいいかな。
実際の穴あけは、卓上ボール盤の出番です。チャッカーに各種サイズのドリルビットやボアビットを取り付けて垂直に穿孔。あらかじめ穴の位置を印しておくこともなく、適当かつランダムに。このあたりはアバウトな性格がでちゃいますね…。本体の板厚が28mmほどだったので、穴の深さは20mmほどにしてみました。
一通りの穴あけが終わったので、最後は塗装です。サイドは、瘤の凹凸をそのままにしたので、自然な風合いの仕上げがよいかな? というのは半ば言い訳で、時間もないこともあり、木固めエースを拭き塗りするだけにとどめました。刷毛でさっと塗って、ウェスでゴシゴシと拭き上げるだけ。これを何度か繰り返し、風にさらして乾かしておしまいです。
さて出来上がり。これで手持ちのツール類はここに収容できそうです。このほか、今回は対象にしなかったスレッド類のストッカーが欲しいところ。2月に、つるや釣具店のハンドクラフト展があるので、そこで材料を調達しようかな。今からデザイン面での構想を練ろうと思います。