今期初釣行を振り返る

当ブログのサーバー移転を強いられ、システム担当のジーザスが頑張ってくれたおかげで、新サーバーにて無事に復活! その間、幾度か釣りに出かけておりました。とりあえずは、約1カ月ほど前の今期初釣行を振り返っておきたいと思います。

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我々がよく通う川の多くは3月1日が解禁日。それが、たまたま週末に当たる年は別として、直後の土日のいずれかにメンバー3,4人で満を持してシーズン初釣行に出かけるのが、ここ何年ものパターンです。

しかし、今年に限って3月5日(土)は前々から法事の予定が入り、6日(日)も平日に消化しきれない仕事が立て込んで、個人的には暗雲が立ち込めておりました。特に仕事面はやっかいで、翌週も時間を捻出できるか危うい…。そんな状況を事前の定例飲み会で伝えておいたので、ジーザスとヒレピン子は一足先に5日の釣行を計画したようです。何とも羨ましい。

で、法事を終えて帰宅した土曜日の夜。天気予報を見ると、日曜は曇りがちながら日中は気温がぐんぐん上がると告げています。こちらの気持ちを見透かしてか、家人は「近場にさくっと出かけて早めに切り上げてくれば? 仕事は夜にスパートして巻き返せばいいじゃない!」とのご進言。そ、そうかなぁ? そうだよな。家で悶々としているより、思い切って出かけてリフレッシュした方がメリハリ効いて仕事も捗るかも。

ということで、独り釣行を決断。場所は自宅からアクセスしやすい鶴川にしようっと。とりあえず、釣りに必要な最小限の荷物をクルマに放り込んで準備を終え、ビールや焼酎をかっくらって早めに眠りについたのでありました。

うっかりアラームをセットするのを忘れていたものの、5時ちょい前にきちんと目覚め、いざ出発です。コンビニで腹ごしらえしたりして、のんびり向かいましたが、さすがに鶴川は近く、6時過ぎには現地に到着しました。もっとも、往路の車中で2箇所ほどに絞り込んでいた入渓ポイントは、いずれも先行者がすでに竿を出しているじゃないですか。解禁直後は、気合の入った人がいるもんですなぁ。やむなく、人気のないエリアを吟味して、あらためて川に降り立ちました。

釣り支度を終えて深呼吸し、いよいよ今期スタートであります。思っていたよりも暖かいし、気温も上がるとのこと。今日は迷うことなく終日ドライフライに徹することを心に決め、ゆっくりと釣り上がり始めました。腕時計に目をやると7時です。14時に切り上げるとしても5時間は釣りに没頭できますな。

予想通り、魚たちの活性は低いようで、何事も起こることなく時間が過ぎていきます。ニンフを試したくなる気持ちを抑え、可能性がありそうなポイントを執拗に探り続けるも音沙汰無し。どこれはもう、キャスティングの練習と割り切るしかないか…。

2時間以上も無反応が続くと、さすがに滅入ってきます。クルマに踊ってコーヒーでも飲み、場所を大きく変えるとしようかな──との考えが頭を過ぎった矢先、チャプっと小さく水が弾けたので合わせると…13cmほどのチビヤマメでありました。こんなサイズでも、待望の今期1匹目には顔が緩みます。これでボウズだけは免れました。

一旦、川から上ってコンビニおにぎりで空腹を満たした後、朝イチで入渓しようと思っていた場所まで戻ってみました。先行者のクルマがまだあったけど、目視できる範囲に人影はないので、よしとしましょう。残す2時間ちょっとは、ここで勝負です。

結果から言うと、18cmと19cmのヤマメが釣れました。何の変哲もないパラシュートパターンとエルクエアカディス(共に14番)を交互に結んでいた中で、この2匹はカディスに出てきました。まだ水勢のある流れには入っていないようで、どちらも、ごく小さな淵の巻き返しでの釣果。だんだんサイズアップしたので欲も出てくる所ですが、正しい社会人は残している仕事も気にって潔く納竿です。最大の目的だった、自作ランディングネットへの入魂もできたしね。

帰路の中央道は渋滞もなく、スムーズに帰宅。汗を流した後に、PCを広げて、まずは3時間ほどかけて一仕事を完了。夕食を挟んで、仕事を再開し、深夜2時くらいには片付く予定のはずが…やっぱり多少の疲労があったのでしょうか、いつの間にか机上で爆睡してしまい、気が付くと午前4時! その後の取り憑かれたような集中力?で何とか挽回したものの、波乱含みの週明けとなったのでした。

新しいランディングネットも無事に入魂できました
新しいランディングネットも無事に入魂できました

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