恒例の早春日川もうで

ちょっと時間が経ちましたが、320日の日曜日に日川に行ってきました。カレンダーでは3連休。もっとも、土曜日にもみっちり仕事が埋まってしまい、ゆっくりと準備する余裕もないままの釣行でありました。

調布ICに乗った段階ではぱっとしない空模様。途中、間欠ワイパーでは間に合わないほどの雨も降り出してどうなることかと思ったけれど、笹子トンネルを抜けるとすっかり晴れ渡って一安心です。

車を留めさせていただき、我々がランチを作って食べるスペースまでもお借りしている民宿の女将さんにシーズン最初のご挨拶と思ったけれど、玄関が閉まっております。どうしたんだろ⁉︎ とりあえず釣り仕度をしていたら、女将さんがひょっこり姿を現しました。体調を崩して、やっと起きられるようになったんだとか。ともあれ、お会いできてよかったよかった。

さて、釣りであります。思ったほど寒くないので、今日もドライオンリーで臨みます。民宿脇から入渓して、最初に結んだのはエルクヘアカディス。というか、フライケースに潤沢にあったのは、それだけだったのですけどね。キャストし始めて5分後くらいだったでしょうか、最初1匹がかかりました。20センチに届かないアマゴ。それでも、ドライに綺麗に出たので、幸先良いスタートです。

気を良くして、歩を進めようとしたら、すぐ目の前にエサ釣り師がやってきて準備を始めました。おいおい、まさかそこで釣るつもり? 文句の1つもいいかったけれど、心の乱れが釣りに影響しても嫌なので、退渓して下流に入ることにしました。

たま〜に魚の姿は確認できるものの、ドライフライを追ってくることはありません。やる気のあるのはいないのかと、ポイントと思しき所をくまなく探っていると、やっとのこと落ち込みの脇から黒い影が──25センチほどのイワナでした。これで調子づくかと期待したけれど、後が続かず。食事を挟んでからは上流方面に場所を変えてみるも、先行者の後だったこともあって、ウブなチビアマゴを追加するに留まりました。

陽もかなり傾いてきた時に、竿を畳んで下って来た地元のエサ釣りオジさんに遭遇。自慢げに見せてくれたビクの中に横たわっていたのは尺超えのアマゴとイワナ! 共に堰堤でかけたとのこと。訛りがきつくて細部は聞き取れかなったけど、根がかりかと思ったら魚だったみたいなことを言ってました。こんな大物も潜んでるんですね。いつの日かメンバーの誰かにも掛かることを期待して納竿としました。

日川で釣れたイワナです
日川で釣れたイワナです

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