釈然としない日川の釣りとは。

久しぶりの日川への釣行でした。
天気もまぁまぁ良く、朝の車内では「つりビット」も聞くことができ、しかも行き先はハズレの無い日川です。悪い一日になろうはずも無かったのですが。

いや、釣れたか釣れてないかと言えば釣れたのです。
21cmのイワナちゃん、24cmのアマゴちゃんが連れてくれました。
この時期恒例のビチビチくんたちを合わせればつ抜けもしております。その点に於いては満足です。不満であろうはずもない。
しかし、なんだか釈然としない。何故だろう。

大きな奴にはみんな針を飲まれたからでしょうか?
いや、そんなことはしょっちゅうです。気にしない。
水温も大分上がってきたとはいえ、大きな奴らは深いところの底のほうにいたようです。
この日の日川は、それほど流れは速くありませんでしたが、水がなんだか重かった印象。恐らくそのせいか、あるいは、ちょうちん釣りにしては長めの仕掛けを使用したせいか。
しかしそれは大した問題ではありません。
では一体?

一つは、午前中の釣りが不調だったせいでしょう。
ドングリ隊長も書いておられましたが、午前はいつもと場所を変えての釣りでした。しかしこれが、どうも一通り人が入った後のようでまるで反応なし。一気に気分を盛り下げてくれました。

もう一つは、予想外のポイントで魚が掛かってきたことです。
昼食後はいつものポイントで釣ったのですが、それはもういつものポイントらしく、ちょこちょこと反応があります。午前中はついぞ感じることの出来なかったアタリに心はウキウキ踊りだしたりしたものですが、しかしどうもおかしい。こちらが全く考えていなかったポイントで魚が出てきたケースがちらほらと。
魚の動向を読み切れていない。これは地味ながらも結構ショックな事案です。

さらに加えてもう一つ。合わせ損ないが何回かあったこと。これも結構ショッキングな出来事でした。
「来た!」と思ってツピっと合わせるとすっぽ抜ける。そこそこ大きそうな奴が水中でキラリと身を翻すのを見たときは死にたくなりました。もちろんそいつは二度と構ってくれませんでしたが。
詰まるところこれも魚の動向を読み蹴れていなかった訳ですが。ダメダメです。

釣りは「釣れれば良し」ではないことを思い知った日川の一日だったのでした。

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21cmのイワナちゃん。この子はまぁまぁ素直でした。針飲んだけど。

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