今期2本目のDIYネット

シーズンオフ、それも間もなく解禁というタイミングで、その年にメインで使うランディングネットをドタバタと自作するのがここ何年間かのパターンです。

今期も、バンブー積層グリップのネットを完成にこぎつけたのは2月末のことでした。割と気に入っていて、今のところは雑な扱いをしないよう気を遣いながら釣りをしています。

ネットについては何の不自由も感じていないのですが、手元に材料があったことや、工具を新調したことを機に今期2本目を作り始めてしまい、つい先日、完成に至りました。じゃじゃ~ん。

今期2本目となる自作ランディングネット
今期2本目となる自作ランディングネット

トチを黒柿でサンドしたフレームに、花梨のグリップ。ウレタン塗装の鏡面仕上げにし、ベージュ系に染めた手編みネットを合わせました。内径は最も長いところでも24センチと小ぶりですが、いつも赴く首都圏近郊での釣果に照らせば十分な大きさです。

パッと見るとそれなりの完成度に映るものの、あちこちに粗さがあるんですよね。フレームの整形過程での手抜きが原因でフォルムがやや歪んでしまったこと、グリップのヒートン取り付け穴を斜行させてしまい見苦しいこと、手編みネットに4カ所ある三角目の周辺の馴染みが悪いこと、などが代表例でしょうか。

そのほか、失敗とまで言わずとも、ネットの染色に使ったDyron Multiのレインダーベージュという色が自分のイメージと違っていたり、フレーム外側にあしらった黒柿の縞模様に偏りがあったりと、気になる点を挙げるときりがありません。まぁ、すべては手作りの味であり、使い始めれば愛着が湧くとポジティブに考えることにします。

あとは現場に持ち出して入魂を済ませるのみ。とはいえ、今週末は私用で北海道に帰省せねばなりません。本心から言えば、せっかく北海道に行くのだから釣りもしたいところですが、予定がタイトだし、常に家人も一緒なので、かなり厳しそう。それでも最小限の道具だけは持っていくべきか、ギリギリまで悩みたいと思います。

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