クラシカルで個性的なリールを探す

ロッドを新調すると、それに合わせてリールも欲しくなるのが毎度のパターンです。というわけで、今回もあれこれ物色することにしました。

竹竿との相性でいえば、最新のデザインよりも、クラシカルな雰囲気があった方が無難でしょうか。その点では、OrvisCFOや、HardyFeather weightなどは有力候補です。いずれも、いつか所有したい品ではあることは間違いないのですが、もう少し個性的なのがいいんだよなぁ。

普段、Webサイトを巡っていて、気になる記事や製品情報があると、片っ端からEvernoteにぶち込んでいるワタクシ。釣り関連には「Fishing」とタグ付けしてあるので、後からそれだけ抽出して見返すのも割と楽ちんです。でもって、実際にやってみるとおっ、そうだった! すっかり忘れていたけど、いつか欲しいと記録していたリールの情報が出てきました。

それは、ランディングネットで有名なT-Craftさんと、オリジナルフライリール製作のやまめ工房さんのコラボアイテム「SL」です。以下にWebサイトにある商品情報の一部を抜粋して紹介いたします。

T-Craftさんと、やまめ工房さんのコラボリール「SL」
T-Craftさんと、やまめ工房さんのコラボリール「SL」

今はもう現役を退いた蒸気機関車(Steam Locomotive」の頭文字「SL」を名前に頂戴しました。クラシカルなデザイン、マット調の黒に銀色のリム正に蒸気機関車のような風貌のフライリール。

大胆なラージアーバーで、#2/3指定のモデルの場合、DT3のラインならば、およそ半分の長さしか収まりません。ラインの巻きグセを可能な限り抑えよう、という設計です。普段の釣りで10mも出すことはないので何の問題もなく、むしろ好都合でもあります。背面が、林道で見かけるカーブミラーのように緩やかな丸みを帯びているのも大きな特徴ですね。

背面はラウンドカーブを描き、周囲の風景を映し込みます
背面はラウンドカーブを描き、周囲の風景を映し込みます

欲しいと思った時が買い時。私にとって最大の問題は「今すぐ手に入るか」ということです。早速、T-Craftさんの釣具WebShopをチェックすると、#2/3のシルバーに限って在庫が1つあり。わお、これはもう即決するしかないでしょう、ってことでポチッとしたのでありました。

日本の通販&物流はグレートで、翌日には配送になりました。早速、開封して、眺めたり動かしたりしてみます。ラチェットドラグの構造で、届いた段階では右手巻きの設定。私は左手巻きなので変更しなければ。六角レンチでスプールを外すと、爪やスプリングなどの内部構造が見てとれます。これらを左右反転させて組み直せば…首尾よくいきました。

後はラインを調達して巻いておくだけ。まぁ、現場デビューはしばし先のこととなりそうなので、ゆっくりと準備しようと思います。

ロッドにセットするとこんな感じに
ロッドにセットするとこんな感じに

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