バイスのバックプレート

目のピント調節機能が加齢と共に衰えてきて、タイイング時にはいろいろと苦労を強いられます。作業時のストレスを緩和するためには、まずはフック周りがスッキリと見えることが重要。バイスの向こう側に、無地の背景紙を置いておくだけで随分と見え方が違ってきます。

バイスのアクセサリーとして売られている専用品もありますが、これまでは身の周りにあったもので間に合わせていました。材料は、POP掲示用の自在クリップと、カメラの露出補正やホワイトバランス設定に使うグレーカードです。前者は、自由に形を変えられる棒状の構造体の両端に小型クリップが備わったもの。後者は、表がグレーで裏がホワイトの厚紙です(これは、たまたまあっただけで、未使用のハガキでも何でもよいかと)。

クリップの一方をバイスのシャフトに固定し、もう一方には適当な大きさにカットした無地ボードを挟みます。自分のタイイングポジションに合わせて、アングルを調整すればOK。私は写真のように配置し、カットしたマテリアルが後方に飛び散っても、ダストボックスに滑り落ちるようにしていました(そんな効果があったかどうかは定かではありませんが)。

TMCソリッドバイスHD + ダストバッグ + 自作バックプレート

これで十分に事足りていたのではありますが、バイスを新調したついでに専用品を買ってみました。TMCには純正オプションがないので、C&F DESIGNの「サイトプレート」を選びました。ついでに、「マグネティックダストポケット」と「ボビンハンガー」も一緒に組み付けると、こんな感じです。

TMCバイスII + C&Fバイスアクセサリー(マグネティックダストポケット、サイトプレート、ボビンホルダー)

オプションは何でも揃えたくなる性分なので「パラシュートツール」にも手が伸びましたが、実査に使うシーンがなさそうに思えたので、これは却下。ボビンハンガーにしても、もしかすると邪魔になるだけでそのうちに外すことになるかも!? なかなか時間がなく、まだこのセットでタイイングできていないので、使用感は確かめられていません。

これまでは居間や食卓など、自宅内で片付いた空間をその都度探してタイイングしていたのでありますが、年末年始に一念発起して自室の大掃除を決行。今年こそ、据え置きの快適なスペースを用意しようと画策中です。その点で次の課題は、手元を照らすライティング環境を整えることかな。次の週末にでもデスクスタンドを探しに行きたいと思います(そんな時間があったら早くフライを巻けよって説もありますが)。

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