過日の釣りの後、竹竿のフェルールを抜くのに難儀しました。なんだかんだ力尽くで対処したけど、同じことを何度も繰り返すと良くないんだろうなぁ。
ということで手入れしておこうっと。フェルールのオスを乾いた布で拭いてピカピカに。メスは綿棒を使って奥までキレイにします。思いの外、汚れてるもんですね。
で、最後にワックスを薄く塗布。滑りやハマり具合を良くするほか、酸化を防ぐ役割もあるのかな? 仏壇からロウソクを拝借して…という人もいれば、鼻先の油で代用するという人もいるようだけど、仏間はないし乾燥肌だしなぁ。
とりあえずはティムコのフェルールワックスを買ってみました。スティック糊みたいな構造です。成分はよく分からないけど…一般的なパラフィンだろうか。直接塗り込んでティッシュでのばし、フェルールを継いでオスメスの接合部に行き渡らせました。こんなんで良いのかな。
こうした予防措置のほか、固着しちゃった場合に備えてロッドブランクをがっちり掴むための滑り止めラバーも用意しておくことにしましょう。エサ釣りをしていた頃、振り出し式の竿がたためなくなることがよくあって、釣具屋で専用のラバーグリップを買ったような記憶が…。でも、随分と前のことで、どこにいったか分からなくなってしまいました。高いものじゃないので、この際、買い直そうっと。
サンスイに行ったら「竿抜きシート」という商品があったのでゲットしました。90×80mmの極薄ノンスリップラバーが2枚セットになったもの。軽くてかさばらないので、ベストのポケットに忍ばせておけば、いざという時に役立ちそうです。ちなみに、企画元はキーストさんという会社みたい。
それにしても、丸一日費やすようなガッツリ釣行にご無沙汰しています。今週末も、田舎から来客があることとなり少なくとも土曜日は塞がってしまいました。道具のメンテナンスをしながら、先々の予定が組めない現実にフラストレーションばかりが溜まっていくのでした。