軽量アウターシェル

釣行時のちょっとした雨や風をしのぐのに重宝するアウターシェル。ベストやパックに突っ込んでおいても苦にならないような、軽くてかさばらないものを探しておりました。で、ここんとこ気になっていたのが、Simmsの新製品「Waypoints Jacket」です。

シンプルに徹したデザインで、小さく折り畳めるのが売りの1つ。左側のポケットが収納袋を兼ねる構造で、ポケットを裏返しながら全体を押し込むことでコンパクトにまとめることができちゃいます。これを有力候補にしつつも、大きさだけは試着してみないと何とも言えないので、現物をチェックしにサンスイ上野店へと向かいました。

──ありました、ありました。店頭に並んでいたのはスモークという色のMサイズ(US)。早速、腕を通させていただくと…ん?ちょっと大きいか。ちなみに私は177センチの痩型体型。普段からタイトフィットに慣れ親しんでるせいか、ダブつく袖丈が少し気になります。残念ながら、この日はSサイズの在庫はなしとのこと。

さてどうしよう。とその時、ハンガーラックに似て非なるSimmsのジャケットがあることに気づきました。商品タグを見てみると「Hyalite Rain Shell」とあります。近くにいたスタッフ氏に尋ねてみると、Waypoints Jacketの前身で、先ごろディスコンになってしまったモデルとのこと。現品限りでお安くなってるじゃないですか。

こちらはSサイズ(US)。試着してみると、薄着であれはジャストフィットってな感じです。腕をグルグル回しても、肩周りが突っ張ることはありません。ただし、早春や晩秋に薄いフリースなどをレイヤリングすると少し窮屈になるかもしれないなぁ。大きさ的には双方の中間があればベストなんだけど、それはないものねだりってやつです。

ディスプレイケースの上に2着を並べて、しばしのシンキングタイム。2.5レイヤーの透湿防水加工素材を使い、左右のポケットがベンチレーションになるという点は両者に共通するみたい。リスト部分をぎゅっと絞るカフも似たような構造をしています。

ぱっと見ての一番の違いはフード周りのデザイン。Hyalite…はフードとは別にカラー(立襟)があるのに対し、Waypoints…はフードのみです。フロントジッパーを目一杯上げた状態でフードを被ったり外したりするのには前者が楽かも。あと、フードの縁を伝って襟口から雨水が侵入するのを防ぐという観点でも、カラー付きの方が分がありそうな気がします。

「サイズさえ問題なければHyaliteの方がお勧めですよ。ポイント還元はありませんが4000円ほどディスカウントしていてお得ですし」とスタッフ氏。その言葉に背中を押され、結局は候補に挙げていなかったHyalite Rain Shellを購入することにしました。コンパクトに収納するために、1.25Lのドライバッグも併せてお買い上げ。

廃盤となり値引きされていたHyalite Rain Shell
裏面はこんな感じです

釣りに限らず、普段使いでも重宝しそうです。この週末は所用で実家の北海道に帰省する予定あり。朝晩は肌寒いかもしれないので、早速、トランクの片隅に入れておこうっと。

1.25Lのドライバッグにちょうど収まります

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