チャラ瀬続きのどん詰まりにある、ちょっとしたポイント。いつも何匹かは潜んでいるのだけど、どいつもこいつもスレていて、そうそう相手にはしてくれません。
今季、何度も挑んだけど敗戦続き。その日、朝イチでトライした時もフライ直下で見切られて2度目がありませんでした。その先を2時間ほど釣り上った後、ひとまず空腹を満たそうとクルマに戻る道すがら、もう一度だけやってみようとその場所に戻ったのでありました。
ヘアウィングダンを結んでゆっくりと近づき様子を伺います。水面近くに浮いている姿はありません。核心部の手前に速い流れがあり、いつもその影響でフライにすぐにドラグがかかって場所を台無しにしてしまうんですよね。同じ失敗をやらかさないことだけを意識してキャストです。
──今回は一発で出ました! 最初の抵抗だけは大物を予感させたけど、後が続かず意外とあっさり浮いてきたのは…八寸ちょいのヤマメ。サイズはともかくとして、長らく手こずってきた相手の姿を確認できたのは嬉しい限りです。この日にデビューさせたロッド「Red Wrap」と、防水コンデジ「TG-5」にとって、験のいい1匹となりました。

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とまぁ、印象的だったシーンから書きましたが、土曜日に鹿留川に行ってきました。未明にやっと仕事が終わり、そのまま寝ては一日を棒に振る予感がしたので、まずは現地まで行って仮眠することを決断。天気予報通りに大粒の雨が降っており、午後にかけて雨脚が弱まるタイミングがあれば御の字というぐらいの心持ちでした。
ワイパーをフル稼働させつつ調布インターから中央道に乗ったのは4時半頃のこと。眠い目をこすりながら運転していると…気のせいか鉛色の空が西の方で切れているような!? 実際に、小仏トンネルを過ぎると霧雨程度となり、さらに大月JCT辺りで雨は完全に止みました。鹿留林道の東屋に到着すると、釣りには絶好の薄曇りという展開です。これは仮眠などとっている場合じゃありません。すぐに川に入り、昼過ぎに納竿することに予定変更です。
それは釣友ブッタくん。あれ、この週末は志賀高原の雑魚川だったのでは? 聞くと、向こうは大雨で釣りにならないとの情報が入り、仲間とこちらに再集合することにしたらしい。翌日との2日間、この界隈で釣りをするんだとか。その後、やや間を置いて到着した方々とご挨拶を交わし、私もまた小一時間ほど竿を出してから鹿留川を後にしたのでした。
そうそう、この日に仕入れた情報によると、鹿留林道の2個所で工事が始まるみたいです。この先、数カ月続き、通行止めとなることも多いとのこと。クルマでは上流部にアクセスできない可能性も出てくるので、注意が必要です。