快適インナー

夏まっさかり…と言いたいところだけど、連日、冴えない天気が続いております。じっとりと湿度が高い中で、雲が切れて気温が上がる中で、時には通り雨もやってくる中で釣りに集中するには、身に付けるもの、とりわけインナーウェアには気を遣います。汗や雨などの水分が体にまとわりつくのは不快ですからね。

登山における低体温症予防のように神経質になる必要もないでしょうが、山あいでは天気がコロコロ変わることが珍しくないだけに、“アウトドア仕様”のものをチョイスするのが無難なのかもしれません。昨今は素材開発が進んで高性能なものが多く、汗処理の調整がしやすいレイヤリングを前提に様々なタイプのものが店頭に並んでいます。

インナー(ベースレイヤー)に関しては、ファイントラックのスキンメッシュ、ミレーのドライナミックメッシュあたりが個人的な最近のヘビロテウェアかな。ファイントラックは、その昔に沢登りをやってた時、周りが皆、フラッドラッシュを愛用しており、それに感化されて同社の色々なものを買いました。どれもおしなべて良くできていたので、今でも愛着あり。同様に、ここんとこ山好き仲間が口々にドライナミックを推すので、影響されちゃった次第です。

ファイントラックやミレーの高機能ベースレイヤー

上半身は、大型のポケットやベンチレーション機能などを備えたキャスティングシャツをインナーの上に重ね、メッシュベストを着用。下半身は、インナーの上にタイツ(モンベルのアクアボディタイツや、ファイントラックのスキンメッシュタイツ)を履き、さらにウェーダーというのが今季のスタイルです。極端な汗かきでもないので、こんなんで終日快適に過ごせます。これに、念のための熱中症対策としてジェルスカーフを巻くくらいかな。

真夏の釣行にはジェルスカーフも欠かせません

朝からドピーカンが予想される時には、ゲータースタイルのウェットウェーディング+速乾シャツというライトな組み合わせのもかつてはやっていたんだけど…昨今は歳のせいか、長いこと水に浸かっていると、いくら気温が高かろうが体が冷えるようになってしまいました。で、結局は真夏もウェーダースタイルに落ち着いています。

ひとしきり釣りを楽しんだ後には、日帰り温泉で汗を流すのも気持ち良いもの。しかし、たまたま上下インナーに黒のドライナミックメッシュを着用しているのを忘れたまま脱衣場でその姿を露わにしちゃうと…まるでフレディマーキュリーのような姿(しかもアミアミのスケスケ)に周囲から痛い視線を集めることにもなりかねません。機能性には美が宿るというけれど、これはちといただけないんですよね。

ドライナミックメッシュのボクサー

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