川に到着して釣り上がり始めてみたものの、ややもして先行者の存在に気付いたり、理由が分からずとも反応が芳しくなかったした時は、やむを得ずクルマで大きく場所を変えることになります。
そんな際、深い立ち込みなんか滅多にしないので社内を濡らす心配はほぼないのですが、藪漕ぎや高巻きで腰わまりが泥だらけってなことは珍しくないので、ウェーダーのままシートに直に座るのはそれなりに気を遣います。
いちいち煩わしい思いをするのもなんなので、シートカバーを買ってみました。全体をすっぽり覆うタイプではなく、釣り用などを謳っている一時凌ぎ用でエプロンのような形をしたやつです。私なんぞ、運転しながらポテチなどのスナック菓子をよく口にするタチなので、むしろ食べこぼし対策に効果的かも!?
Amazonで検索したら数多くヒットしたので、パッと見の印象が良かったmazume(マズメ)さんの製品を2つまとめてポチっとな。総額で4000円弱でした。で翌日には到着です。
収納ケースから本体を取り出してヘッドレストのピラー部に引っ掛け、シートの後ろ側で2本の固定用ベルト(バックル付)を留めるだけです。手間がかからないので、必要に迫られた時にその場でセットという使い方が主流でしょうか。
ケースに収納した時のサイズは135×285×35mmほどで、ラゲッジルームの片隅に放り込んでおいたり、ヘッドレストの後ろ側にぶら下げておいたりしても邪魔になりませんね。とりあえず、ウェーダー入れに使っているアイリスオーヤマのRV BOX 400に常備しておくことにしました。
使いでがありそうだったらリアシートも保護しようかな。マズメさんは後部座席用のカバーは用意されていないようですが、探せばアウトドア用、あるいはペット用などとして大きな防水シートカバーを出しているメーカーさんがあるようです。まぁ、これは後々の検討材料ということで。
釣行ドライブでは、シート周りより足元の泥汚れの方が顕著かもしれませんね。これについては前々から、オートバックスで売られていたラバー製の汎用フロアマットを4セット敷いて対処しています。縁が立ち上がった立体形状なので、ソールから落ちた小砂利や木の葉葛なんかが飛散しにくく重宝しています。
家に帰ってからラバーマットをそお〜っと取り出して汚れを払い、水洗いしておけばOK。それでも社内に残った細かいゴミ屑をコードレス掃除機やコロコロ粘着シートでこまめに取り除いておけば綺麗スッキリ。「釣りの後って、どうしてこんなに車内がきたないのっ!?」─家族からの苦情で形勢不利に陥らないためにも、洗車も含めて、いつも小奇麗にしておく地道な努力が欠かせません。