3月24日の土曜日、午前だけフリーの時間ができたのでドライブがてら毎度の川の様子を見てきました。一応、釣り道具はクルマに積んでいたけれど、地元の知人諸氏から「季節外れの雪が積もっちゃったから上流域は厳しいよ」との事前連絡があったので、最初から諦め気分です。
鹿留林道のゲート脇にクルマを停め、歩くこと20分。虹の木橋までは工事車両が行き来するので除雪されていたけれど、そこから先は一面の銀世界。随分と降ったんですね。途中でエサ釣りの2人組がいたので話を聞いてみると、まったく反応がなく、しばらく休んで気温水温が少しでも上がる午後に期待すると言ってました。
去年もそうでしたが、しばらく陽気が続いているところで急に冷え込むと、ここの魚たちはまるで冬眠するかのように動かなくなっちゃうんですよね。川の状態や釣り人の話を直接見聞きして、諦めがつきました。本日は早々に撤退であります。
139号線沿いのガストに立ち寄って、とりあえずはゆっくりと食事。慢性的な寝不足のせいか、胃が落ち着くと急に睡魔が襲って来たので、ホットコーヒーを何杯もおかわりです。腕時計に目をやると10時すぎ。まだ午後の約束の時間まで少し余裕があるので、どこかで寄り道しながら帰るとしますか。
──で、向かったのが上州屋八王子店さんでした。フライにも力を入れているので、ついでがあれば時々訪ねるショップです。早い時間帯だったので駐車場もガランとしていて、来店者もちらほらって感じですね。
フライコーナーをぶらぶらしていると、前から現物を見てみたいと思っていたアングラーズ デザインの「ハイブリッドチェストウェーターIII」を発見。膝下がネオプレン素材になっていて、水が冷たいこの時期には良さげです。私がよく岩肌にぶつける膝頭や脛にプロテクターが付いているのもありがたい仕様かな。しかし、店頭在庫はXLのみだったので、衝動買いってことにはなりませんでした。
ブラック塗装で登場した定番フックのTMC100B、テール材やウィング材のマテリアル、バッキングラインなどを購入して、再び八王子ICから調布ICへ。スカッと晴れている状況からすると、先程の雪景色が嘘のようだけど、フライが本格的に楽しめる時期までは、あと1カ月弱は辛抱しなきゃいけないかな。さて、フライを巻こうっと。