釣行の際、陽射しや不慮のトラブルを避けるために欠かせないのが帽子です。でもってワタクシの場合は、キャップを被ることが続くとハンチングに目移りし、それも束の間に今度はハットが欲しくなる…。頭は1つしかないのは判っているけれど、気になるものを見つけるたびに買っていたら、いつしか溢れてきました。
不思議なもので、それを被っていると何故だか良い思いができるものと、逆に釣果に恵まれないばかりか転倒水没などのトラブルも多発するものがあるんですよね。決して帽子のせいじゃないんだけど、ついついゲンの良いものに手が伸びるため、部屋に常に20以上が転がっていながら、いつも決まって同じものを被っているような…。
相性の良い帽子の1つがE&E のTramp Wax Driver Capというハンチング。お気に入りだったのに紛失し、製造元に問い合わせて残り少ない在庫から再調達したのは前に書いた通りです。やはり私にとってのラッキーアイテムなのか、解禁初日の鹿留川では、それなりの数がドライに出てくれました(被っていなかった鶴川と日川はほぼ撃沈)。
そんな良運にあやかるべく? 同じくE&EのTramp Wax Hatを買い足したのはつい先日のこと。米MARTEXIN社製のワックスコットンを採用したカジュアルハットで、色はインディゴ系にしてみました。ツバは後ろがやや長めなので、初夏以降、ジリジリと陽が照り付ける時なんかは、首筋を日焼けから保護するのにいいんじゃないかな。
それから10日も経たずして、サンスイ池袋店に立ち寄った際に衝動買いしてしまったのがドーフマンパシフィックの中折ハット(863という型番)です。フライラインを物色しに行ったものの、思っていたものが品切れで肩透かし。空手で帰るのも何だなぁと店内をうろついているうちに手が伸びたのがこちら。ハンドクラフト展の折に、アングラーズハウスのウォンバットという、ちょいとクラシカルなベストを手に入れており、それに合わせるつもりで選びました。
それにしても、そろそろ断捨離も考えなければいけません。普段使いも含めて、ここ半年ぐらい一度も着用していないものをまずは処分の対象としますか。とある釣り関連の一泊イベントが4月中旬にあって参加予定。懇親会のビンゴゲームの景品を公募する案内がちょうどあったところなので、ほんの数回しか使っていない新品同様の品はこちらに一気に放出しようっと。1つ買ったら、1つ減らす──今季の大きな目標です。