フライの結び方「スピードクリンチ」

ここぞというポイントで反応がない。出てきても直前でフライを見切られる。そして個人的に一番ありがちなのが枝に引っかけてロストする…。理由は何であれ、フライを結び直す機会は思いのほか多いのであります。

この作業、慣れた方々はどんなノットで、どんだけ短時間でこなしているのでしょう? あらためて意識するまでもなくパパッと感覚的にできちゃうんですかね。

これまでの私はダンカンループ(ユニノット?)が中心。比較的シンプルな結び方ではありますが、毛鉤歴が浅いためか毎度のことながら時間がかかっちゃいます。途中で破綻して最初からやり直しってことも茶飯事なのですよ。

面倒さが先だってフライローテションしない。だから釣果が伸びないっていう悪循環もあるのかも…。ニンフ中心だった春が終わりを告げたタイミングで、そろそろ「結び方」を見直そうと思いたったのでした。

で、いろいろネットで調べているうちに目にとまったのがこれ。「Speed Clinch」と紹介されているように、クリンチノットを素早くやってしまおうという技です。ティペット先端の最後の取り回しを工夫すれば、インプルーブドクリンチノットにもできそう。

というわけで、自宅で練習する日々であります。最初は、指でくるくるとティペットの輪をねじる時にフックの先端が刺さったりしますが、慣れれば回避するコツが分かってきます。個人的な感覚では、これまでの数倍早く結べちゃいそう。よし、次回からはこれだ!

ただし、もう1つ難関が。どうやればティペット先端を速やかにアイに通せるのか…。老眼フィッシャーはつらい。このあたりは、また別のエントリーで。

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