最近なんだか同じ川しか行ってないよねー。
ということで新規開拓をすることになったこの日は、
意外と近い奥多摩、日原へ向かいました。
日原といえば鍾乳洞で有名ですが、TOKYOトラウトカントリーなんかもあり、
釣り場としてもそこそこ有名（らしい）。
どんな川が見られるのだろうと、期待に胸が膨らみます。
丹波川へ行く時に良く前を通っていたJR奥多摩駅を過ぎた所で右折し、
いよいよ見知らぬ土地、日原方面へ。
宿泊可能なラーメン屋さんに度肝を抜かれつつ、
車は「ここ東京？」って感じの山の中へ入っていきます。
東京らしくない田舎の山奥というよりは、
東京らしくない観光地のようなさっぱりした感じ。
道から見える渓相も、こぎれいな感じで好感が持てます。
でも道は細いので要注意。
あそこをバスが通っているのがいまだに信じられません。
しかし、新規で行く場所では必ず問題になることがあります。
どこに車を停めるか、です。
ただでさえ細い道にそうそう駐車出来るスペースがあろうはずも無く、
一旦鍾乳洞まで行っちゃってまた戻ってくるなど、結構彷徨いました。
いや、そういう時間も楽しいもんなんですが、
なんとなくドングリ隊長が焦っている感じが伝わってきます。
どうにか車を停めて、いざ川へ。
初めての川です。こんにちは。
道から見えていた通り、渓相はなかなか素晴らしい。
釣り場としても景観としても、なんだか癒される感じの良い景色が続いていました。
あれで他の釣り人がいなければ最高だったんですが。
釣り的には、そんな感じだったので手応えはほんの僅か。
そういえば最近、お昼に魚の唐揚げ食べてないなぁ。
昼食後は、あまりに手応えの無い川に不安を感じたので、
珍しく場所を移動することになりました。
日原に来る途中で見た、ちょっと川下の多摩川本流へ向かいます。
そこは今までに行ったことの無い、川幅の広い川でした。
そういう所でも釣ってみたいとかねがね思っていたので、こちらでも期待が高まります。
本流ってほら、デカい魚がいるらしいじゃないですか。
こちらでも車を置く場所で難儀、隊長がまた焦ってる感じもしてましたが、
川へ降りられる階段のある所を見つけることが出来たので、
意気揚々と釣りに臨みます。
こちらも初めての川ですね。よろしくね。
本流広い川ならではの開けた景色が新鮮です。
広い川なのでポイントを狙う為にジャバジャバと進んでいき、
魚のいそうな深そうな流れの所を狙って思い切り竿を振ります。
あぁ、こういうダイナミックな釣りも良いなぁとか思っていたら、
ちっちゃい魚しか釣れませんでした。
階段があるくらいなんだから人もいっぱい来るんでしょう。
人家も近いし、キャンピングポイントのようでもありましたし。
でも多少なりとも上流・下流へ動ければ、結構良さげな感じの川ではありました。
新しい川、それもなかなか良い渓相の川に2箇所も行けたので、
この日はとても満足でしたよ。