厚い壁

仕事がピークに達したり、毎年の梅雨時期に決まって体調を崩すことが重なったりして、このところエントリーが滞ってしまいました。何とか、平常時のサイクルに戻りつつある今日この頃です。

そんなコンディションの中でも、5/21(日原川など)6/12(丹波川下流域)と寸暇を惜しんで?渓流釣りにいそしんで参りました。

結果はというと…。フライ初心者の様々な壁にぶち当たっているのでありました。まずは何よりも、キャスティングが一定しないのです。

  • 後方にラインを伸ばす時、テンションをキープしきれずにラインが緩む(下方にたるむ)
  • 前方へ振る際の加速とロッドティップの軌跡がちぐはぐ
  • ロッドスイングが「面」になってない(前後スイングの両端で体の内側に回り込む?)
  • シュート時に力みすぎてラインが思った場所に飛ばない
  • ドリフト後のピックアップ動作がまずく、ラインが水面からうまく離れない

上記のいくつかの要素が重なった結果、テーリングは茶飯事だわ、ウインドノットは多発するわ、フライはロッドに絡むわ…。思い通りに<ライン-リーダーーティペット>をコントロールするなど、まだまだ先の話です。

DVDを見てイメージはたたき込んでみるものの、思ったように体は動かず

ま、何回もやってると上手くいく時もあるのですよ。特に、1日中ロッドを振って心身ともに疲れてきた夕方。もう余計な力が入らないためか、それとも体が学習するのか、比較的ラインの軌跡が安定してくる。でも数週間のブランクが空くと、またゼロからの出直しになってしまうのです。うーむ。

先達の教則DVDなどを見ながらイメージを頭に焼き付けてみるものの、自分の思ったように体を動かすのは意外なほど難しい。1つのことに注意を払うと、別の1つがおろそかになる。頭で考えず体に覚え込ませるしかないというアドバイスは理解できるのだけど、それができないから悩みは尽きない。やはり場数なんですかねぇ。ジョギングなんかするよりも、その時間を使ってキャスティング練習&自分撮りでもしてみるべきか。家人は「そんな難しいことばっかり言ってないで、現地の景色を見てリフレッシュできればいいんじゃないの?」と。それもそうか。

肝心な釣果はというと、5/21は「ボ」、6/12は手のひらサイズが「2.5匹」(後方に飛ばしてランディングに至らないのがいた)と惨憺たるものでありました。渓相はいいんですがねぇ…。

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