ラインスプライス

これまでラインとリーダーの接続は、横着してループ・トゥ・ループで済ませていました。そもそもは使っていたラインの先端部にあらかじめループが備わっていたので、そいつをカットするのもなんだかもったいない気がしたので。

でもって先日、ダブルテーパーラインの使用端を変更したり、別のラインを新調したりしたのですが、いずれにもループはありません。さて次回からラインとリーダーはどうやって結ぼうか…。そういえば常用しているクリッパーにラインスプライス用のニードルが付いていたような。ブツはSMITHの「MULTI CLIPER」というやつです。

現地でやり慣れないことをして時間を浪費するのも何なんで、自宅で1回やってみました。

ラインに刺したスプライサーの穴にリーダーのティペット部を通したところ
  1. ラインの末端からニードルを刺し込み、4~5mmほど通ったところから外に突き出す。
  2. ニードルに開いている穴にリーダーのティペット部を通す。
  3. ティペット部が穴から抜けないように注意しながらニードルをラインから引き抜く。以降はニードル不要。
  4. ライン末端から出たティペット部をずるずると引っ張る。リーダーのテーパー構造上、次第に抵抗が増す。
  5. リーダーのもう一端(バット部)がラインの穿孔個所から残り3cmほどになるまで移動させる。
  6. このバット部をラインに絡めて1回結びしてギュっと締め込み、瞬間接着剤を滴下する。付けすぎ注意。
  7. 余ったバット部を結び目のギリギリに個所でカットする。
最後にバット部を1回結び。瞬間接着剤を滴下して余分をカットします

人によって、いろいろな方法や手順があるのでしょうが、私は上記のやり方を採ってみました。今までのループ・トゥ・ループでは、接続部がロッドのガイドに引っかかることが間々あったのですが、これで解消されるかな。ネイルノットなどと違って、ラインの中心部からリーダーがつながっているのって、何だか気持ちよいかも。さてさて、家で準備したのはよいものの、現地でリーダー(今回は15フィート)をリールから引きだす時に絡めてしまったら目も当てられないなぁ。がさつ者だけに細心の注意をしなければなりません。

SMITHブランドの「MULTI CLIPER」というアイテム。なぜCLIPPERじゃないんだろう

 

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