いやはや、釣れないのです。
フライを流そうと思うところには、それとなく飛んでいく。
でも音沙汰無し…。
諦めちゃいかんと、再トライ。
でも音沙汰無し…。
次なるポイントに期待を込めて移動してみる。
でも音沙汰無し…。
そんでもって、こちらが集中力を欠くのを見透かすように時折、手のひらサイズのチビヤマメがチャプっとからかいにくる。ただそれを呆然と眺めることの繰り返し。ここんところ、そんな釣りが続いています。
同行のメンバーは釣果をあげているので、そこに魚はいるのですよ。「エサ釣りに戻ったら?」と慈悲深い言葉もいただいておりますが、まだ暫くは忍の一文字で毛鉤釣りに勤しんでみようかと。鍛錬を重ねるべきことはまだまだあり、諦めるわけにはいきません。
それにしても、残るシーズンにランディングネットを使う機会はもう無いんじゃないだろうか…。一抹の不安がよぎります。昨日までの小旅行で厳島神社、出雲大社、籠神社などを巡ってきたのですが、いずこでも願い事はただ1つ。キャスティングをイメージしつつ鈴緒を鳴らし、2礼2拍手(出雲は4拍手)の後の1拝で「釣れますよ~に!」。さて、この切実な願いは通じるのでしょうか。