リールにおけるティペット末端の雲隠れ対策

釣行に備えて事前にラインとリーダーを結んでおく時、フライをロストしてしまったのを機に釣り場を大きく変える時、1日の釣りを終えてライン一式を撤収する時…。

こんなシーンで私は、リーダー(+ティペット)もろともラインをリールに完全に巻き取ってしまうのですが、後から先端部が見つからずに苦労することが少なくありません。やっとのことで見つけた先端を引っ張ると、食い込んだり絡まったりしてトラブルも起こしがち。リールのハンドルに巻き絡めておくなどの方法も採ってみましたが、なかなかうまくいきません。

何とかしたいなぁ…ということで、C&F DESIGNの「ティペットホルダー(CFA-180)」を入手してみました。直径12.5mm、厚さ3.3mm。小型ボタン電池のような形をしており、両面テープでリールの好みの場所に貼り付けます。ライン一式を巻き取った最後に、ティペット先端をホルダー(台座とラバーとの間)に絡めて固定する仕組みです。

スプール交換を想定するとスプール側に貼り付けるのが正解のような気がしますが、私は替えスプールを持っていないし適当な場所も見つからなかったので、リール本体側に付けてみました。これで、現地で目を細めながらライン末端を探す作業は必要なし。オリジナルの美観を損ねるという声もありそうですが、あのムダな時間から解放されると思えば、このアイデア商品も一考の価値ありかと。

定価945円で2ケ入り。台座の色に黒とシルバーの2タイプがある(写真は黒)
ORACLE CLASSIC BABYは本体背面に。それにしても傷だらけ…
ORACLE VLA IIIは本体底面に。この程度の曲面なら問題なく固定できる

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