すごく忙しかった8月の仕事も終わり開放感を求めて行ったはずの釣りは、生憎の天気に加え、私が最も苦手とする「濁流の急流」だった丹波川。釣り的には正直爽快感は全く無かったのですが、それでも楽しい一日になりました。ゲストがいっぱいいたので。
ビッグゲスト登場!!
この日は我々の待ち望んでいたゲストが来てくれました。
Twitterフォロワー数2,500、神宮球場でスタジアムDJをしているパトリック・ユウです。
朝、車に乗りこんできたときから彼はハイテンション。「あぁ、パットが来たんだな」と嬉しくなります。
忙しい彼は忙しいのに年に1回くらい参加してくれていますが、まぁその度に雨が降ったりなんだり色々と大変なことになっています。
しかし特筆すべきは、いまだに我々メンバー誰一人として彼が釣り上げたサイズ以上の獲物を釣っていないということです。
隊長に強力な毛針仲間現る!!
ドングリ隊長の旧知の友人、Mっちが初参加。
彼はこの日はテンカラで、普段もフライを嗜む釣り人。隊長以外に我々の中に毛針を扱う人間がいないので、この日は二人で色々と深く語り合っていたようです。川へ向かう車のスピードがいつもより遅かったように感じたのも、二人の釣り談義と無関係ではなかったのではないかという疑惑も。
殺がれていく戦意
遅めに現場に到着したことが既になんとなく嫌な雰囲気を漂わせてはいたのですが、やはり丹波川の「濁流の急流」に翻弄されることに。何故かは全く判らないんですが、「濁流の急流」では全く釣れる気がしないのです。
おまけに開始早々から、根掛かりを引っこ抜こうとして竿先の回転トップを丸ごと持っていかれたり、仕掛けの予備が無かったり、天井糸と道糸両方ともストックが切れたり、もうフラグ立ちまくりです。リリアンの予備があったことが奇跡のようです。
しかしそんな私を尻目に、パットがやってくれました。
前に彼自身が28cmの最長不倒記録を打ち立てたときもそうだったのですが、彼は「濁流の急流」で「足元」で魚を釣るのがとても得意のようです。今回は見事に21cmのアマゴを釣り上げました。そしてこれが(またしても)この日の最大の釣果となったのです。おめでとう、パット。
この日の昼食はパットの提案でサムギョプサルでした。
ここは焼き肉屋かってくらいイヤという程肉を食い、みんなでワイワイやりながら次第に満腹になっていくにつれて、午前で落ち気味だった私の戦意はものの見事に殺がれていったのでした。多分他にもそんな人がいたのではないかと思っていますがね。
そして今年初の坊主
いいんですよ。楽しかったし。そんな日があったっていいじゃないですか。あぁチクショウ。