伊豆市産のイワナ消費拡大へ 養殖業者と高校生連携
静岡新聞(11/9/28 08:01)http://www.at-s.com/news/detail/100064396.html
若者の“川魚離れ”を食い止め、全国有数の生産量を誇る伊豆市産の川魚イワナに関心を持ってもらおうと、同市でイワナを養殖する業者「柿島養鱒」(函南町)が同市の県立伊豆総合高の生徒と連携し、新商品のイワナの煮浸しに使用する「もえキャラ」の製作を進めている。25日には生徒が同市内で公募したキャラクターを審査した。
若い世代の好むキャラクターを川魚の加工品の包装やPRに起用することで地元産川魚の消費に結び付けるのが狙い。
インターネットを通じて「もえキャラ」を募集する「静岡もえしょくプロジェクト」で作品を募り、全国から250点の応募があった。審査には伊豆総合高の生徒有志15人が参加し、気に入ったキャラクターを1点選んだ。同社はこのキャラクターを元に商品の包装などを仕上げる。
同社担当者の岩本いずみさんは「現在、川魚の購入層は年配の人が中心。若い世代にも川魚を見直してもらい、地元の自然の豊かさを感じてほしい」と語る。商品は来春に発売予定で、同社は生徒の販売体験なども視野に入れている。
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