年末ジャンボよりフライリール

渓流解禁まで、まだまだ間があるオフシーズン。雑誌やネットなどを見ながら来期に思いを巡らせていると、ひょんなことから、忘れかけていた物欲が頭をもたげだしたりします。

PfluegerのMedalist 1492。指定ラインはDT4Fで、自重は130g

そんな私は先日、リールを買ってしまいました。フルーガー(Pflueger)の「メダリスト(Medalist)1492」です。だってだって、安かったんですよ。とあるネット通販で3,200円。年末ジャンボの10枚セットを買い足すよりこっちにしちゃえと、ポチっとしてしまった次第です。

きっかけは、FlyFisher誌の先月号(1月号)の表紙を見たり、中にあった「フライリールに見る形と気分」という記事を読んだりしたこと。基本デザインが1920年代から、ほとんど変わってないんですよね。権利売却による製造元の変更など、いろいろと紆余曲折はあったようですが。

そういえば、映画「A River Runs Through It」でブラピが手にしていたのも、往年のこのシリーズだったような…。本家本元の米Pflueger社が製造したアンティーク品は、今やコレクターズアイテム。現代のそれは堅牢な廉価モデルとしての位置付けですが、実際に手にしてみると意外にいい感じです。

ただ1つ問題点があるとしたら、「右手巻き」専用なんですよね。クリックドラグのかかり方にしても、ラインガードの取り付け位置にしても、基本的には変更できない仕様なのです。左手でリールを巻く癖がついてしまった身としては、どうも使いにくい。

同じ悩みを抱える人は大勢いるようで、ネットを探してみると、多くの先達が改造方法を公開してくれているではありませんか。何ともありがたきご時世です。というわけで、年末年始の休みは、こいつのカスタマイズに勤しみたいと思います。

Campanellaのショートロッドに装着するとこんな感じ。基本は右手巻き仕様
購入のきっかけになったのはFlyFisher誌にあった記事。製造時期による違いなどに触れられています

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