7ftのバンブー

よく行く山岳渓流で取り回しがよいのは7ft台前半のロッド。木の枝が川に覆いかぶさる場所が目立ち、葉が密に生い茂る季節にもなると、7ftジャストの出番ばかりが多くなります。

川幅狭い流れを、小場所を拾うように進む釣り。大物がガツンと来ることはほとんどなく、20〜24センチほどのヤマメ・イワナを相手に楽しむには、ちょうどよい長さなのです(季節が進んでスレちゃうと、小さな1匹をものにするだけでも大変で修行のような展開になるのですが…)。気が向いて藪沢に入る時も何とかしのげますしね。 続きを読む 7ftのバンブー

3番ロッドの呪縛

いつもは川幅が狭くて落差のある山岳渓流ばかりだけど、目先を変えて本流域に出かけてみようかな。北海道への帰省ついでにネイティブレインボーに挑むことも何とか実現しなければ──。シーズンオフ恒例のランディングネット作りに勤しんでいると、来季の妄想が頭の中で膨らみ始めます。

規模が大きく開けた川での釣りとなれば、それなりのタックルも必要だろうか…。釣り仲間が集うイベントでの席上、「桂川本流で長めながら1〜2番指定のロッドを試したら効果抜群だった」という話を聞いて興味津々。一方、「十勝でいろんな釣りをやったけどスイッチロッドが重宝した」との経験談になるほどなぁと相打ちを打つ。自分のスタイルが確立していない釣り人は、何かにつけて他人の影響を受けやすいのです。 続きを読む 3番ロッドの呪縛

Red Wrap

このところ、よろしくない持病が発症して、蠢く物欲がなかなか体から抜けません。

先般、ロッドを新調した際、最後まで迷ったのが、カムパネラのClassic LightとRed Wrapでした。結局、前者の7ftジャストを選択し一通り満足したのですが、後者も忘れがたくて悶々としていたのです。

この際、もう少し長いモデル、具体的には7ft5inchで3番指定のものを手に入れちゃおうかな。思いを抑えられぬまま、仕事の途上でサンサイ渋谷店を訪ねました。 続きを読む Red Wrap

7ftロッドのデビュー戦

HardyのFW DD 1000を手に入れたので、調子に乗ってロッドも物色することにしました。リールの大きさとのバランス、いつも行く川での取り回しの良さ、所有ロッドの長さにバリエーションを増やすことなどを考慮すると、7ftあたりが妥当かな。

個人的なお気に入りメーカーの1つがカムパネラ。前々から使っている6ftジャストのショートロッドも、今季から使い始めた7ft3inchのバンブーも、それぞれ扱いやすくてしっくりきます。そんな背景から、今回も同社のラインナップから選ぶことにしました。 続きを読む 7ftロッドのデビュー戦

​ 今季のサブロッド

今シーズンは、とりあえずは竹竿をメインにしてみようかなと考えています。ただし、乱雑に扱っちゃいかんという心理が働いたり、その重みに慣れていなかったりで、自然体で使えるようになるまで時間がかかるんじゃなかろうか。

木の枝がそこかしこに張り出した小渓流(時には藪沢)、あるいは、いつ雨が降り出してもおかしくないという状況でバンブーを振り回すのがためらわれる時、フィーリングは似ていながら、もっとカジュアルに使える竿があったらいいなぁ。──己の物欲正当化の理由を組み立てながら、物色し始めたのがグラスロッドです。 続きを読む ​ 今季のサブロッド

日曜日のカムパネラ

ピンポーンと日曜の早朝に呼び出しチャイム。玄関先に出てみると、細長い荷物を両手で抱えた宅配便のお兄さんがおりました。何だろう? 受取伝票に押印しつつ、差出人欄を確認するとおっ! 思っていたより早く到着したじゃありませんか。

それは待望のバンブーロッド。とはいっても、場合によってオーダーから1年以上待つことになる著名ビルダーさんのものではなく、岩手のロッドメーカー、カムパネラさんが、バンブーの門戸を広げようと?ラインナップしてくれているモデルです。約1カ月と短納期で、価格もバンブーとしてはリーズナブルな設定なんですね。 続きを読む 日曜日のカムパネラ

ありがとう山霧。

上州屋で(だけ)売っていたシマノ製の竿、山霧。思えば初めて買ったちゃんとした竿です。
手頃な値段なのに、しっとりグリップでないこと以外は全く不満の無かった良い竿でした。そう、過去形です。 続きを読む ありがとう山霧。

装い新たなパックロッド

振り出し式のユニークな構造を持つパックロッド、「all in one Tele-Stick」。昨年のシーズンオフにトップから6番目のセクションを折ってしまって、しばしそのまま放置しておりました。

とはいえ、途中で藪漕ぎするような沢に折りたたんで持って行くには、これが便利なんですよね。夏になると涼しさを求めて支流に分け入ることも増えそうなので、思い立って修理に出すことに。 続きを読む 装い新たなパックロッド

Pamper Myself~言い訳はいつも“自分への褒美”

久しぶりにフライロッドを買い足しました。今回手に入れたのは、VARIVAS(モーリス)の「iD[iwi drift]783-4」。岩井渓一郎氏が監修したモデルで、型番の通り、7フィート8インチ/3番指定/4ピース構成です。

新製品発表があったのは今年のゴールデンウィーク直前だったでしょうか。事前予約も多かったのか、各ショップでは入荷後すぐに完売となるケースが目立ち、しばし現物を見る機会がありませんでした。 続きを読む Pamper Myself~言い訳はいつも“自分への褒美”

修理で若返ったマイロッド

愛用ロッドの1つ、J-Stream 793-4をポッキリとやってしまったのは昨年12月のこと。しばし放置プレーだったのですが、今シーズンが始まったこともあって、やっとこさ修理に出しました。

事前にティムコさんのカスタマーサービスに電話し、モデル名と症状を告げたところ「折れたものも含めた全ピースに、登録済みのオーナーズカードを添えて、購入店にお持ちください」とのアドバイス。一瞬、そんなカードあったっけ?とも思いましたが、探してみるとありました。ちゃんとユーザー登録もしていたようで一安心。 続きを読む 修理で若返ったマイロッド