立て続けの短期米国出張から舞い戻りました。先々週は10時間前後の機中で暇を持て余したので、今回は釣り関係の動画を10本ほどiPadに詰め込んで準備万端。気分だけはフライフィッシングに浸っていたのでありました。
そのうちの2本は、つり人社からリリースされたばかりの新作DVDです。
レネ・ハロップ御大については、去年の誕生日にジーザスとヒレピン子から「TROUT HUNTER」という著作をプレゼントされて熟読していたこともあり、氏の巻く毛鉤には大きな関心を持っておりました。
DVDには、ノーハックルダンやラストチャンスクリップルなど6つのパターンについて、タイイングする様子(ファミリー4人とも登場!)を解説付きで見ることができます。熟練者の手技ってやっぱり見事ですね。スレッドの回し方とか、マテリアルの扱い方とか、細かいところがとても参考になりました。
一方の渋谷氏のDVDは、既存のOne on Streamシリーズ(Vol.1~2)を共に持っていたので、つい3作めも買ってしまった次第。21フィートにも達するリーダーシステムなぞ、私には当面は無縁の世界のような気もしますが…。実釣シーンにおけるラインやドリフトのコントロール力はもとより、釣るためには万策を尽くすという姿勢は、やはり凄いなぁと感じます。
毎度のことながら体高のある尺上ヤマメの数々が画面に登場するので、「あ~東北に釣行遠征したい!」ってな気持ちに火が付きます。もちろん、スキルが伴わないとお目にかかれないんでしょうけどね。
今回は飛行機の中だけでなく、ホテルの部屋でも時間があれば、あれこれむさぼるように釣り動画(市販DVDとか録り溜めたテレビ番組など)を眺めておりました。──こんな現実逃避の結果、帰国してみれば処理すべき仕事が山積み。当然のことながら、この週末も自由の身にはなれそうもありません。肝心の釣行は、いつになったら実現できるやら。本格的な梅雨入り前に行きたいんだけどなぁ。