前週釣りに行ったばかりでしたが、全くもって思ったような釣りにならず、前週よりははるかに暖かくなるとの予報にいても立ってもいられなくなり、行ってきました秋川へ。
電車ででも行くつもりで選定した行き先でしたが、ドングリ隊長も何とか都合をつけてくれて、車で行くことになりました。
しかし釣りに行けるのは嬉しいのですが、解禁すぐの時期はこの地方、普段でも高い入漁券がさらに高い。2千円って。若干足元を見られている気がしないでもありませんが、背に腹はかえられません。いっぱい釣れば良いだけの話です。
秋川は隊長が都合が合わない場合などに電車で行くことが多く、去年はあまり行くことが出来ませんでしたが、渓相や釣果的にはとても良い川です。
この日の仕掛けは、長目の竿に移動式天井糸を使った普通のエサ釣り仕掛け。エサはミミズも持っていましたがもっぱら絶好釣。
前週から段々と暖かくなってきた気温、この日もちょっと動くと汗ばむ感じの陽気でした。これは魚の活性も期待できる…と気張って流れを漁ってみるものの、確かに前週よりアタリはあるのですが、まだまだ魚は渋い。渋すぎる。一度アタリがあっても二度目が無い。一回目で上手く合わせなければならないプレッシャー。勿論そんな器用なことは出来ないので、時間が過ぎ行くばかりです。
他のメンバーも思うように行かないようで、昼食後は場所変え。車があって良かったです。
「南じゃ埒があかん!」と2度目の移動で赴いた北秋川。いつもはバスや駐車場の都合で南秋川しか行っていなかったので、実はこちらは初めての川です。
正直、渓相的には南より貧相でしたが、それで釣り人が少ないのか、南より魚がいる様子。
「ほぅ、これは」と思っている間に、ヒレピン子が1尾釣り上げました。
こちらも負けるわけにはいきません。
ちょっと深そうな岩の影を流していると、モゴモゴと来た様子。しかしここで焦って逃がしてはなりません。一息待って、獲物が針を飲み込むのを待ちます。
ようやく釣り上げたのは19cmのヤマメちゃんでした。長かった。
この日はここまででしたが、何より1尾釣り上げられたことが最大の釣果でした。
2千円払った甲斐がありました。高いけど。