ちょっと重症だった精神的スランプを克服し、向かったのは秋川です。
生憎この日は他のメンバーの都合が合わず、参加者は私とヒレピン子だけ。しかし、そうとなれば電車で秋川ですよ。電車とバスでの釣行はちょっとした遠足気分。いつもの釣行には無いワクワクがあるのです。大好き。
しかしこの日は各種の罠が待ち受けておりました。
- まず、前日の夜に少々飲みすぎ。目覚めが爽快ではなかったのです。電車だと思って少々甘く見ておりました。これがまず後々まで尾を引く結果に。
- それでも「まぁ電車で寝て行けばいいや」とたかをくくっていたのですが、上手いこと電車で座れたまでは良かったのですが、対面に座った山登りのおばさんの一団がそれはもう大きな声で喋りっぱなし。寝るどころの話ではありません。しかも彼女達、その電車に乗っているということは、終点はおろかその先のバスまで一緒になることは確定です。
- ようやく釣り場に着いてみると、前日までの雨で川の水量は多め、流れも重め。あまり好きではないコンディションです。
- 珍しく「たまには使ってみるか」と買っておいたぶどう虫をまずは使って釣り開始。早々にアタリがあったものの、どうもエサが大きすぎて食いきれていない感じ。結局その後は絶好釣に切り替えて、ぶどう虫は使わない羽目に。
- 流した仕掛けが重い流れでなかなか思うように沈まず、いつもより重いオモリを使用するも、おかげでなんだかいつもと違う感じ。
- 糸が絡まったので解きにかかったところ、なかなか解けずに大奮闘。ようやく解けたと思ったらハリスが切れて結び直し。と思ったらまた糸が絡まり。しばし格闘するも解けず、「これ以上時間を無駄にできるか!」と新しい仕掛けに交換。しかしまたしても糸が絡まり。手持ちの仕掛けが無くなったので、テンカラに移行しようとするも、毛針に糸が通せずさらに大格闘。結局小一時間無駄にすることに。この日はこれまた「たまには使ってみるか」と買っておいた0.3号の道糸で仕掛を作っていたのですが、どうやらそれが仇になった模様です。ちなみにいつもは0.5号。
- 思うように流せずアタリもさほど無く時間も無駄にして、酒も残っていたので後味の悪い午前中に。
- 昼食を取ってようやく酒も抜け、「午後はガンバルゾ!」と川に降りようとしたところ、いつの間にか先行者が。
- 午後はちょうちん釣り用の短い仕掛けを思い切り延ばした天井糸に取り付けて、再びエサ釣りに。やっとのことでビチビチくんを釣り上げて、いよいよ復活。続けて19cmのヤマメをゲット。しかしその直後、結構良さそうな感じのアタリだったのに水中で針を外される。ちくしょう。
- まだまだ居そうなポイントだったのに、雨が降り出したと思ったらそのまま雷雨。
とまぁいろいろありましたが、そこらへんも含めて楽しい釣行でした。
電車だと帰りに居酒屋に寄れるんですよ。ってまだ飲むんかい。