ネットの手編みを始める一方で、フレームの本塗装もえっちらおっちら進めております。最終工程とはいえ、どちらも時間がかかり、なかなか完成に至りません。
下塗りをを終えた後、木目が美しい銘木の凝ったものなら2液性のサンディングシーラー、2液性のウレタン塗料と続けるのかもしれません。でも今回はごく普通のヒノキ材を重ねたフレームなので、1液性の油性ウレタンで十分かと。
用意したのはアサヒペンの油性ウレタンニス。色はゴールデンオークというやつです。そのままだとドロっとして塗りにくそうなので、ペイントうすめ液で希釈。シャバシャバ状にしておいて、刷毛でさっと塗ります。乾かすために吊り下げると、余分な塗料が最下部に集まってくるので、ウェスで拭い去ることを忘れずに。
半日〜1日もすれば乾くようなので、表面を#800程度のサンドペーパーで水研ぎし、再び塗り重ねます。時々、フレームの穴が塗料で詰まることもあるので要チェック。毎朝、出勤前に塗装して、帰宅後の夜に研磨すること一週間あまり。表面の硬化膜が徐々に厚みを増し、色味もついてきました。
何度繰り返せばいいのだろう? もうそろそろよい気もするのですが、ネットがなかなか完成しないんだよなぁ。というわけで、もう少しだけ塗り重ねして、最後はコンパウンドで磨いて終わりにしようと思います。