ランディングネットの自作〜手編み編<2>

16目×16段の底面を編み終えたので、次はサイドを筒状に立ち上げていきます。早くしなければ、年内にランディングネットを完成させるという目標が危うくなってきました。

後半も、特殊な編み方を必要とするわけではありません。基本的には、底面の4つの隅に「◇」ではなく「△」となる三角形の目を設けるだけ。これがきっかけとなり、後はこれまで通りに◇形の目を増やしていけば自然にネットらしい形になるらしい。

底辺の4隅に△の目を作り、サイドを立ち上げるきっかけにします
底辺の4隅に△の目を作り、サイドを立ち上げるきっかけにします

この三角形、後から思ったんですが、できるだけ小さく作るのがコツかも…。その方が、近隣に編み足す◇の目との馴染みがよく、よりスムーズな側面展開につながる気がします。私は、網針の通し易さを気にして大きめにしちゃったんで、やや強引に形を整えることになりました。

ちなみに側面を編むフェーズでは、2本の網針それぞれ逆方向(1つが時計回りだとしたら、もう1つは反時計回り)に編み進めます。1段を円として考えるなら、片方ずつ半周を編んだ時点で2本が出会い、進行方向を変えずに次の段に移るということの繰り返し。

今回は1周で64目あるので、1段すら遅々として進みません。なんだかんだ12月って仕事が慌ただしく、平日はなかなかネット編みの時間を捻出できないんですよね…。電車内でマフラーを編む女性を見かけて、そうか、その手があったかと思ったものの、さすがに実践する勇気はありませんでした。

夜ごと、寝る前の寸暇にこつこつと作業し、やっとある程度の深さに達しました。針金ハンガーをフレームの形に細工してネットを通してみると…まぁ、こんなもんかなぁと。初めての挑戦なんで、粗さには目をつぶることにしよっと。

最後の1周。2本の網針をまとめて同方向に進める「ダブル編み」で、2つの目を1つにまとめる「減らし目」をすべてに施して一連の作業が完了! 長かったネットの手編みがついに終わりました。いや、本当に疲れたっす。

随所に粗さが目立ちますが、とりあえずはネット編みが完了です
随所に粗さが目立ちますが、とりあえずはネット編みが完了です

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