五十路の頂き物

この6月で、ついに五十路に足を踏み入れてしまいました。孔子は「五十にして天命を知る」なんてことを言っていた気もしますが、相変わらず落ち着きなく日々を過ごしております。もっとも、両眼のフォーカス機能の劣化や、渡渉・高巻きでの運動能力の低下など、歳を実感する局面は確かに増えてきたような気も!?

そんな節目に、当サイトのメンバーで、いつも一緒に釣りに出かけるジーザスとヒレピン子から贈り物をいただいてしまいました。ほぼ毎週の水曜日、都内某所の居酒屋で釣り談義に花を咲かせるのが習慣となっている我々。先週水曜の定例会の席上で、ラッピングされた小箱を手渡されたのです。

今年の誕生日プレゼントに頂いたT-Craftの銘木マグネットリリーサー
今年の誕生日プレゼントに頂いたT-Craftの銘木マグネットリリーサー

その場で開けさせてもらったところ、中から出てきたのは、T-Craftさんの銘木マグネットリリーサーでありました。おお!素晴らしい。今年のフィッシングショーや、つるやハンドクラフト展に皆ででかけた折にT-Craftさんのブーズを訪れ、展示されている美しい品々に憧れを感じていたんですよね。

帰宅後、今年自作したランディングネットに早速取り付けてみました。色味も風合いもピッタリで、ナイスな感じであります。マグネットがかなり強力なこともあり、無粋なカールコード(紛失防止用)は付けないことにしました。

現場に持ち出したのは先日の鹿留川でのこと。決して信心深いタイプではありませんが、何か新しいアイテムを下ろす時には、できれば縁起のよいものであってほしいと願う気持ちが芽生えます。で、そうだったかというと…特に午前に入った沢が“当たり”。イワナがほどよくドライフライに出てきて、ネットを使う機会に幾度となく恵まれました。これで、ますます愛着が湧きそうです。

この日は、パラシュートやソラックスなどのフライが不人気でした。その一方、手持ちの中ではエルクヘアカディスやライツロイヤルといった、ダウンウィングパターンへの反応がよかったかな。ストマックまでは確認しませんでしたが、もしかすると陸生昆虫が多く流れていたのかもしれません。

気が付くと、もう6月も終わり。日頃から巻き貯めておくフライの種類も、そろそろ夏を意識したものに変えるべきかなと思わされる1日でした。

鹿留川の支流で釣れたイワナ。この日はライツロイヤルが好調でした
鹿留川の支流で釣れたイワナ。この日はライツロイヤルが好調でした

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