今期の釣行御守

2月13日の土曜日、基本的には秋葉原のイベント会場でお仕事をしていたのですが、忙中閑あり。空き時間に浅草にダッシュして、つるや釣具店さん主催の第27回「ハンドクラフト展」を見てきました。

外国人観光客でごった返す浅草の街並みを抜けて「東京都立産業貿易センター台東館」に到着。エレベータで会場の5Fフロアに行ってみると…おお、想像通り、たくさんの人で賑わっております。今年も盛況ですな。

IMG_2501著名ビルダーのバンブーロッド、工芸品といってもよい数々の釣りグッズ、絵画や彫刻などなど、どれも目を奪われるものばかりで飽きることがありません。まずは、会場をざっと一巡りしようと思ったのに、最初の一周にずいぶんと時間を費やしてしまいました。

でもって、この日、最初に手に入れたのは、東京バンブー:工房つり人の隠れ家さんのコーナーに展示されていた「尺上御守(しゃくがみまもり)」であります。アングラー向けの御守という位置づけで、パッケージに詳細の解説があったので、以下に紹介しますね。

──「尺上御守」のパッケージより転載──

「尺上御守」はスポーツ振興で知られる亀戸香取神社にて、釣り人向けに御祓い神事を行っており、その魚形には釣りの安全と釣り人の夢が込められております。釣行時には必ず「尺上御守」と一緒に「感謝」と「おもいやり」の気持ちをお忘れなく。また破損や古くなった「尺上御守」は神社へお返し(リリース)下さい。

亀戸香取神社 http://katorijinja.jp/
工房つり人の隠れ家 http://www.tokyobamboo.biz/

──転載ここまで──

なーるほど。1つひとつの形や、木目・柿渋の入り方が微妙に異なっているのもまた手作りの味ですね。数量限定で陳列されていたテーブルには、古くなった御守をお返しするためのリリース箱も用意されておりました。

御守といえば、釣行安全・大漁祈願と記された富岡八幡宮のそれを携行するのがここ数年の習慣なのですが、今年はまだ手に入れられてなかったんですよね…。これも何かの巡り合わせでしょう。よし、今期はこれにしよっと。御守にあしらわれている紐に何色かのバリエーションがあったので、現在手編みしているネットの色に近い深緑をチョイスしました。初穂料1,000円なり。

焼き印にある尺上なぞ高望みはいたしません。今シーズンも、怪我をすることなく楽しい釣りでリフレッシュできれば御の字。何卒、よろしくお願い申しあげまする。

その後、会場で会った知り合いの方と話し込んだり、ちょっとした買い物をしたりしているうちにあっという間に一時間が過ぎました。まだまだ見たりなかったのですが、携帯電話に「はよ戻れ」と仕事先からのメッセージが届いてしまい、後ろ髪を惹かれる思いで会場を後にしたのでした。

ハンドメイドの「尺上御守」
ハンドメイドの「尺上御守」

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