我々のアウトドア・ランチに欠かせない一品、いわゆる定番、もはや無くてはならない存在が「ウインナーとシシトウ焼き」です。料理と呼べるほどの料理ではありませんが、我々の心を鷲掴みにして放さない一品です。
先日食材買い出し担当のヒレピン子がまさかの「ウインナーとシシトウ忘れ」をやらかしてしまいましたが、彼女はその後しばらく立ち直れませんでした。いろんな意味で。
この一品がどうして我々の定番になったのかというと、手っ取り早く出来上がって、シシトウ好き(ドングリ隊長)も満足出来るから、という理由だったと思います。釣りって意外と体力を使うので、朝食も早いし、お昼になるともう腹ペコです。ちゃんとしたランチが出来るまでの「急ぎのつなぎ」が必要だったのです。
という訳で、午前の釣りを終えてみんなで食事の道具などをセッティングしたら、まずはこいつを作ります。
【材料】
● プリマハム「香薫」ウインナー(指名買い)…1袋
●シシトウ…1パック
以上。
【作り方】
※油も調味料もいりません。
●中華鍋を温め、おもむろにウインナーを投入。
●ウインナーに軽く焼き目が付く頃、シシトウを投入。
●ウインナーに充分火が通ったらできあがり。
●冷めないうちに召し上がれ。
ウインナーは何でも良い訳ではありません。
プリマハム「香薫」は2010年、ドイツ農業振興協会(DLG)主催の国際品質競技会で金賞を受賞した逸品です。
「香薫」は、他のウインナーに比べると皮が薄いのが特徴です。
噛むとプリッと良い歯ごたえと共に、ウインナーの香ばしい肉汁が口に広がるのです。
確かに名前の通り、良い香りがしています。オススメ。
そしてシシトウ。
「香薫」の皮が薄いおかげで、焼いている時にその皮が破け、ウインナーの油分が鍋に出てくる訳ですが、その油がまたシシトウを良い感じの味に仕上げてくれるのです。
それに、ウインナーだけだと単調な脂っこい感じの味になってしまうところを、シシトウの程よい辛さが救ってくれます。
まさに絶妙かつ極上なハーモニー。
外で食べるウインナーって、なんでこんなに美味しいのだろう。
と、地味に感動する一品です。
オススメ度:★★★★★