大型ルーペでタイイング

老視は進む一方で、タイイング時なんぞはバイスのジョーの先端あたりにうまくピントが合わなくて苦慮します。やむなく、ハズキルーペのような拡大鏡、あるいは老眼鏡の類を着用するわけですが、最近はもの忘れも多くなって、いざ必要とする時に「あれ、どこに置いたっけ?」なんてことになりがちです。

という背景から、タイイングデスクに据え置き型のルーペを設えようと思い立ちました。その昔、エンフレンというメーカーが「EF-200」という型番のLED照明付きデスクルーペを市場展開していて、今思えばこれがベストなのでありますが、残念ながら製造中止で手に入りません。買っておけばよかった…。 続きを読む 大型ルーペでタイイング

Flex Spex

進み行く老眼には抗えず、釣行時やタイイング時に拡大鏡(老眼鏡)の類が欠かせなくなって幾星霜。これまでも何度か関連するエントリーをアップしてきました。

個人的には、タイイングの時はハズキルーペ、釣行の時はFlipFocalにお世話になることが多いかな。 続きを読む Flex Spex

ハズキルーペ

「楽しそうなのに苦しそうだね」──。竹中直人の笑いながら怒る人(古っ!)を思わせるような指摘を家人から受けました。自宅で喜々としてタイイングしている際、どうやら無意識のうちに「しかめっ面」になっているらしい。老眼が進んでバイスの先端あたりを凝視するのが辛いのは確かなんだけど、表情を歪めているとまでは思わなんだ。

そんな私を哀れんでか、家人が「ハズキルーペ」をプレゼントしてくれました。ひところ、石坂浩二氏を起用した広告が盛んだったし、通販番組などでもよく取り上げられていたので、目にしたことのある方も多いのではないかと推察します。 続きを読む ハズキルーペ

イタリア製の鼻メガネ

ティペットがアイに通らない──。進行する一方の老眼問題については、これまでもしばしば書いてきました。フライ交換が億劫→マッチしていないと感じながらも使い続ける→釣果に繋がらず場を荒らす、という展開を避けるためにも、拡大鏡/老眼鏡の類が欠かせません。

別エントリーの「あいを貫くのに必要なもの」「今期の便利グッズ~クリックリーダー」などで書いたように、これまで色々と試してきました。個人的にはFlipFocalがお気に入りで、いつも釣りの時に着用するキャップに付けっ放しにしています。ただし、その構造上、「ツバがある帽子」が前提になるので、寒いこの時期にニット帽を被りたいとなると使えないんですよね。 続きを読む イタリア製の鼻メガネ

今期の便利グッズ〜クリックリーダー

これまでも、たびたび“老眼”問題に触れてきました。ライズを見つけた傍らなどで、フライのアイにティペットがなかなか通せないのは、本当にもどかしいものです。

釣りの現場で使う拡大鏡の類として、個人的に最も使い勝手がよいと感じているのがFlipFocal。キャップのつばの部分に装着し、必要に応じて眼前にフリップすれば、アイが二回りほど大きく見え、焦点もバッチリなので快適です。レンズ部の横幅がコンパクトなのもGood! 続きを読む 今期の便利グッズ〜クリックリーダー

遠近両用偏光グラスの新機軸「NOSIDE」

そろそろ鉤に糸を結ぶのが辛くなってきたかなぁ──。ある程度の年齢に達したフィッシャーに共通の悩みとなるのが“老眼”です。

煩わしさを解消する1つの策は、バイフォーカル、つまり常用レンズ(例えば度の入っていない偏光レンズ)の下部に近距離用の小玉を備えた二重焦点(遠近両用)のメガネをあつらえること。 続きを読む 遠近両用偏光グラスの新機軸「NOSIDE」

現実には抗えない

  • ナローシェイプの知性派デザイン
  • クリアな視界に集中力が研ぎ澄まされる
  • 掛けている事すら忘れる超軽量モデル

例えどんなキャッチコピーが踊ろうとも、目の前にあるのはリーディンググラス。またの名を老眼鏡<ろ・う・が・ん・き・ょ・う>。やむにやまれず買ってしまいましたよ。だって、手元に焦点が合わないんだもん。 続きを読む 現実には抗えない

ハンチング帽にFlipFocal

被りモノが相変わらず好きなのであります。ファッション性うんぬんよりも、釣りのシーンにおいて、ウェーディングシューズの紐や背中のランディングネットを見事にフッキングさせる腕前の持ち主としては、頭部を守る意味でも欠かせません。

一方、眼のマクロ域でのオートフォーカス機能が劣化してきた身にとって、拡大鏡(シニアレンズ?)は釣りに欠かせぬアイテムです。中でも最近のお気に入りは「FlipFocal」。帽子のツバにしっかり固定できる機構や、水平方向のレンズ幅が狭く様々な形の帽子にフィットしやすい点がグッドなのです。

そんなFlipFocalですが、ハンチング帽については、その構造上から取り付けられないという先入観を持っておりました。 続きを読む ハンチング帽にFlipFocal

“あい”を貫くのに必要なもの

ん?フライを見切りやがった。でも、まだ同じ場所に定位してるじゃん。よ~し、今度こそ…。

こんな時は、次のフライに素早く取り替える技が欠かかせません。比較的スピーディーにフライを結べる「スピードクリンチ」については以前触れた通りなのですが、問題はティペットをフックのアイに通すという作業です。ここ数年、至近距離に焦点が合わせにくくなってきた我が両眼。悲しいかな“老眼”でありますよ。小さな穴に細い糸…一筋縄にはいかないのです。

自尊心などありません。羞恥心もありません。ここはシニアレンズ(あるいは拡大鏡)という強い味方の力を借りようではありませんか。てなわけで、ショップ等で気になるものを見つける度に、色々と入手して使って参りました。以下に雑感を。 続きを読む “あい”を貫くのに必要なもの