年も明けて今さら感がありますが、昨年釣り先でみんなで作った料理を振り返ってみたいと思います。
昨年は2回作った料理や2回目だった料理がいくつかあり、幾分目新しさに欠けた感は否めませんが、どれも素晴らしく美味しい出来だったことは我々の名誉の為に付け加えておきます。
カレー鍋(最後はカレーうどん)
解禁当初は、3月とはいえ山はまだまだ極寒の地。いかに氷川が寒いのか喋りだしたら止まらない人がいるくらいです。そういえばいつぞやの日川は川面に氷が張っていたりしたものです。そしてもちろん、そんな寒い時は鍋に限ります。
たまには洋風の鍋を、ということで、この日はみんなの好きなカレーの鍋にしました。最後は雑炊ではなくうどんを使って、カレーうどん風に。
チーズフォンデュ(最後はペンネトマトソース)
山で食べる料理なのかどうかはさておいて、以前検討時にはノリノリだったけど釣りに行けなくて結局食べられなかったブッダの為に、再度フォンデュ鍋にご登場いただきました。ドングリ隊長は持っていないものは無いのです。
材料は家で下ごしらえをして行けば、それ程手間ではありません。ヒレピン子に活躍してもらいました。
生姜焼き定食
個人的には昨年の料理の中で最も気に入っている一品です。ご飯と味噌汁がついていかにも昼食っぽい所なんかは最高です。料理としても間違えようの無いメニュー、美味しく出来上がったと思っています。
生姜焼きの汁が染み込んだキャベツにマヨネーズをつけて食べる時こそがこの料理の醍醐味です。
スキヤキ (最後は牛丼)
普段なかなか食べられないものなので、釣りにかこつけて食べちゃいました。アウトドアでのすき焼きというのも、贅沢な上に開放感に満ちていて良いものです。
みんなでワイワイ食べれば美味しさもひとしおです。
ビーフシチュー
ただカレーを作っても面白くない。失敗することもあるし、そもそもカレーなんざいつでも出来る。でもご飯になんか掛けて食べたい。そんな時のビーフシチューです。ちょっと贅沢な気分に浸れるという利点もあります。
美味しそうなご飯は例の釜炊き三昧によるものです。美味しそうっていうか、美味しいです。
洋風おじや
鶴川は我々の豪華な調理セットを広げられるスペースがあまり無いので、ワンバーナーメインの料理にしています。コトコト煮込めば出来るような。この日は細かく切った具とパックのご飯で洋風のおじやにしてみました。手間も無く、調理も簡単。米とチーズなので腹持ちも良し。結構オススメです。
詳細はレシピ参照。「おじや」が「おやじ」に見えてきた。
ペンネアラビアータ
トマトのホール缶が便利なんですよ。何かに入れて煮込んじゃえば軽くイタリアン風になるし、トマトなイタリアン好きだし。
ピリ辛に仕上げたアラビアータは、暑い夏にもってこいです。
詳細はレシピ参照。
つけ麺
スーパーで売っている袋モノの生麺タイプのつけ麺ですが、なかなか捨てたもんじゃありません。ちょこっと具を入れて(それも出来合で)ネギを切って添えれば、ちょっとした一品に仕上がります。こいつも前に作ったことがあります。
この手の料理で問題になるのは、茹で上った後に水で流さなければならないことなのですが、鹿留でいつも食事をする場所は近くに川があって、その点便利なのです。
ですから鹿留以外でまだやったことはありません。
水炊き鍋(最後は雑炊)
個人的には、鍋と言ったらこれです。水炊きと言っても、最近流行の白い汁ではありません。鶏肉を水から炊き上げるヤツです。ダッチオーブンの威力なのか、肉が柔らかくプリプリと仕上がるのが大変素敵であります。
この日は生憎雨になったので、鍋の温かさに救われました。
水炊き鍋(最後は雑炊)
前回の鍋があまりにも美味しかったため、「雨じゃない時に食べたいよね」などという言い訳で早くも再度のご登場となった水炊き鍋。もちろんこの時もとても美味しかったのは言うまでもありません。
水炊き鍋には雑炊がよく合います。出汁&卵の甘みとポン酢の酸味がベストマッチ。最高。
きのことベーコンのクリームパスタ
これもまた以前やったことのある料理なんですが、敢えて言わせていただきたい。美味しいんだもの。何回食べたって良いじゃないか。
多分家で作ったって同じように美味しいパスタが出来るんでしょうけれど、アウトドア補正は恐るべき威力を発揮します。あ、もちろんダッチオーブンの力も凄いのです。
鶏1羽丸ごとチキンカレー
1年の最後の釣りの時は、恒例として毎回ゲストを招待することにしているのですが、そのゲストの皆さんに対してアウトドア料理の強烈なインパクトを与えるべく、見た目的にドカンと来る「鶏丸ごと1羽」を材料に選びました。カレーとしては特筆することもありませんが、皆さんには喜んでいただけたと思っております。
ざっと列挙すると、2012年はこんな感じでした。正確には他に「麻婆麺」と「冷やし中華」も作りましたが、良い写真が無かったので。スミマセン。
どの料理も素晴らしく美味でしたが、みんなでワイワイと食べる楽しみ、そして、みんなでガヤガヤ言いながら作る楽しみは格別です。
さて、今年は我々はどんな料理を作ることになるのでしょうか。釣りも楽しみですが、それもまた楽しみです。